電車に刃物を持ちこんだ不審者への対応方法を確認するため、小田急電鉄と警視庁新宿署の合同訓練が行われました。
きょう午前、小田急線で行われた訓練は、男が電車内で周りの乗客を切りつけた想定で行われました。
きょうの訓練は、新宿警察署の男性警察官が扮した犯人役が、走行中の回送列車の車内で突然、「邪魔なんだよ！！」と叫びだすところから始まり、新宿駅への到着後に、駅員がさすまたで男の動きを封じ、駆け付けた警察官が手錠をかけて犯人役を連行していきました。
2021年に電車内で乗客が無差別に切りつけられて重軽傷を負った事件を受け、警視庁は鉄道会社と連携し、テロ対策訓練を定期的に実施しています。
警視庁新宿署の国府田剛署長は、「安心して利用できる新宿駅を実現するため、鉄道各社と連携して、今後も訓練と対策を実施していく」としています。
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