前走鋭い大外一気で好走の芦毛 きさらぎ賞で重賞初V狙う

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2025年02月04日 18:00  netkeiba

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京成杯で3着に健闘したミニトランザット(今年1月撮影、ユーザー提供:Spice Upさん)
 京成杯で3着だったミニトランザット(牡3、栗東・杉山佳明厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。

 ミニトランザットは父エピファネイア、母イチオクノホシ、母の父ゼンノロブロイの血統。母は12年のクイーンCと13年の阪神牝馬Sで2着。全姉のイフェイオンは昨年のフェアリーS、叔母のコスタボニータは同じく福島牝馬Sを制している。そして伯父のハーバーコマンドは11年の菊花賞で4着。23年のセレクトセール1歳では5600万円(税抜)で取引された。

 ここまで2戦1勝。昨年11月の京都の新馬(芝1600m)を逃げ切り。その後はシンザン記念を目指していたが、除外となったので京成杯へ。400mの距離延長が不安視されたが、最後方から大外一気で0秒1差の3着に健闘した。確かに展開利はあったが、初戦と全く違うレースで結果を残した点は評価できる。

 ここを勝てば、一気にクラシック候補に浮上する。先日、現役引退が発表された叔母コスタボニータの穴を埋め、姉イフェイオンと並ぶ杉山佳明厩舎の芦毛の二枚看板になれるか。いずれにしても今後を左右する一戦となることは間違いない。

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