【テニス】西岡良仁「リプレイ出来ない弊害やな」国際大会で発生した騒動について見解投稿

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2025年02月04日 22:04  日刊スポーツ

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西岡良仁(2024年9月撮影)

男子テニスの国際大会で発生した衝突事故をめぐる騒動に関して西岡良仁(29=ミキハウス)が、審判団の下した結論に疑問を呈した。4日までに自身のSNSを更新し、「映像リプレイが出来ない弊害やな」などと書き込んだ。


西岡が言及したシーンは、2日に行われた国別対抗戦デビスカップのファイナル予選1回戦、ベルギー−チリ戦で起きた。ベルギーが2勝1敗とリードして迎えた第4試合のシングルスでアクシデントが発生。最終セット途中、ゲームポイントを奪ったベルギー選手が喜びを爆発させながらベンチに戻ろうとした際、ネット付近で対戦相手に衝突。ぶつかられた格好のチリ選手は転倒し、顔を押さえてもん絶した。


治療を受けたチリ選手は試合続行許可が下りたものの、試合再開を拒否。これを不当な遅延行為とみなされるなどとしたことで、結果的にベルギーが勝利した。


西岡は両者が激突するシーンの映像を引用したうえで、「こんな接触の仕方初めてみたけど、まさかのベルギーにペナルティーなしで、チリにペナルティーはやばすぎる」と、敗れた側を擁護した。


ぶつかった側のベルギー選手の行為については「これ当たるの理解してるやろ絶対」と指摘。仮に意図的ではなかったとしても、ネット際を強引に駆け抜けようとした行為は「故意に値せんのか?」と疑問を呈した。


一連の騒動について国際テニス連盟(ITF)は「極めて珍しく、不運でデリケートな状況だった」としたうえで、規則に則って対応したと説明。「感情的な反応は理解するが、事実と状況を総合的に考慮して最終判断がなされた」との声明を出した。

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