THREEが15周年で新カテゴリーを展開　香りを飲む・食べる・吸うの新提案

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2025年02月05日 14:51  Fashionsnap.com

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　15周年を迎えた「スリー（THREE）」が、新カテゴリーとして「センティッドアルケミー（Scented Archemy）」を立ち上げる。創業時から大切にしている国産精油の力を基に、香りを飲む・食べる・吸うをテーマにした3種の製品を、3月26日に限定発売する。目まぐるしい日々を過ごす都市の生活者に向けて、“味わうマインドメンテナンス”として提案していく。

　スリーでは創業当時から、複雑な構成を持ち科学的な香料では再現できない力を持つ天然精油の力に着目。特に、繊細な気候で地域によって異なる特性を持つ風土で育つ国産精油の研究を長年続けてきた。これまで、スキンケアやハンド＆ボディケア、フレグランスなどに精油を取り入れ、心地よい香りのアイテムはブランドの人気を支える特徴のひとつとなっている。
　新たに展開するセンティッドアルケミーでは、国産精油が持つ“芳香の可能性”に注目。嗅ぐ、塗るに続く第3の香りの領域として、口で香りを感じる“摂る香り”を展開する。精油と同じ蒸留プロセスでボタニカルの味わいが折り重なるノンアルコールジン「THREE センティッドアルケミー ディスティルド ノンアルコール ジン」（500mL 8640円）と、アルコール入りのジン「THREE センティッドアルケミー ディスティルド ジン」（アルコール43% 500mL 8800円）、咀嚼するたびに植物のフレーバーが香り立つハードタイプのグミ「THREE センティッドアルケミー チューンズ」（3種、各20粒入り 3240円）、香気を鮮やかに彩り、深い呼吸へ導くサポートデバイス「THREE センティッドアルケミー イントゥフロー バイ ブリーザー」（3種、各3300円）を揃える。
　ジンは、新潟県上越の越後薬草蒸溜所のサポートによって開発。ノンアルコールタイプは、ホーリーバジルやジュニパーゼリー、ジャーマンカモミールなど9種のボタニカルが重なる。柔らかな光が花々を照らし、甘美な香りが澄んだ空気へと溶け合うような、心を解きほぐすフレーバー「01 PURE MOMENT」に仕上げた。アルコール入りタイプは、80種類の植物をはじめとした原材料から1年かけて発酵、熟成して作られた「植物エキス」からベーススピリッツを抽出。ボタニカルは15種類を厳選し、立体的にレイヤードされた深い味わいの本格的なアルコールジンを生み出した。糖質、プリン体ゼロで、ソーダやトニックと合わせて楽しむことができる。
　グミはハーブとスパイスの心地よい刺激を追求し、それぞれ「辛」「涼」「酸」の3つの要素にフォーカスしたフレーバーを用意。噛みごたえのあるハードなテクスチャーで、咀嚼するたびに香りが口の中に広がる。「辛」をテーマにしたエクストラハードタイプの「01 SPICE UP SCENE」は、ジンジャー＆スパイスフレーバーで、感覚が研ぎ澄まされるような刺激を感じる味わい。ハードタイプの「02 INVISIBLE GARDEN」は「涼」をテーマにし、清々しいペパーミントの香りがはじける。「03 CITRUS SURPRISE」は「酸」をテーマに、フレッシュなシトラスフレーバーにレモンの爽やかな酸味が広がる。
　サポートデバイスは、ウェルネスプロダクトを展開するBREATHER社と共同で開発。吸口を咥えて息を吸い込むとカートリッジが熱を発し、香りと成分を含んだ水蒸気が発生したものを吸い込むことができる。ニコチン、タールは0で、カロリーや糖質といった負担も排除。深呼吸すると、水蒸気に包まれたハーバル、フローラル、エアリーな植物のニュアンスを、深くゆっくりと呼吸とともに取り込む。フレーバーは、温かみがありながらシトラスの爽やかさでニュートラルなマインドへと導く「00 RETURN TO  THE ONE」、甘い香りの中に野性の花々が香り、フローラルかつプリミティブなムードを漂わせる「01 EVERGREEN GROOVE」、清涼感と柔らかな甘さで風が駆け抜けるような心地よさをもたらす「02 BIRTH OF THE COOL」の3種をラインナップする。充電不要で、1個で約400回吸引できる使い切りタイプ。
　そのほか、15周年を記念して、オードトワレ「THREE エッセンシャルセンツ」から、国産精油のみで香りを構成した香り（3種、各1万6500円）を数量限定で3月20日に発売。過去と未来を流動的につなぐ不特定な「時」のグラデーションをテーマに、オリジナルのレモングラス油、ペパーミント油、ゼラニウム油の3種を作り出し、それぞれの香りに取り入れた。オリジナルのレモングラス油を採用した「X03 BEYOND WORD」は、幻想的なマジックアワーの「薄明」の香りと題し、レモンやサンショウの清らかさにヒノキやゼラニウムが安らぎを与える。「X04 5AM OVERTURE」にはオリジナルのペパーミント油を配合。フレッシュなローズマリーやすっきりとしたラベンダー、ティトリーが凛としたムードを兼ね備え、ホーリーフやヒバが温もりを誘う。「X05 TURN ON THE NIGHT」は、オリジナルのゼラニウム油をシリーズの中でもぜいたくに取り入れた。サンショウやジンジャーにゼラニウムやラベンダーの甘さと安らぎが加わり、モミやベチバーなどのウッディが森林の夜の深まりを高める。
　スリーを擁するアクロ（ACRO）の宮��稔章社長は、「2025年は我々が大切にしてきた哲学を、“時代の美”に転換し、再出発する年にする。人間起点、精油の力、香りの科学、ウェルネス拡張、日本発世界展開の側面を兼ね備え、国産精油の価値を改めて発信していくための新カテゴリーとしてセンティッドルケミーを始動。科学された精油と香りによって創出される、革新的な自然体験を提案していく。これを通して、ビューティに留まらない、世界のウェルネス領域へと挑戦していきたい」と意気込んだ。

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