【カーリング】ロコ・ソラーレ3連勝、強敵中部電力を撃破 6日から前回敗退の2次リーグへ

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2025年02月05日 16:23  日刊スポーツ

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ロコ・ソラーレ対中部電力第4エンド、ストーンを投じるロコ・ソラーレ藤沢(撮影・垰建太)

<カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ6−5中部電力>◇5日◇横浜BUNTAI◇女子◇1次リーグ



女子で18年平昌銅、22年北京銀と五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが3連勝を決めた。


19年王者の中部電力との1次リーグ(L)最終戦で接戦をものにした。初戦で黒星を喫したが立て直し、3勝1敗で2次Lへ進んだ。


着実に得点を重ねた。不利な先攻だった第2エンド(E)で相手のミスを誘い2点を獲得。スチールに成功した。第4Eはスキップ藤沢五月(33)が絶妙なラストショットを披露。中心から相手ストーンが5つ並ぶ状況で、中心へピタリ。ギリギリだったが1点を確保。第6Eも際どいショットで1点を積み重ねた。


最終第10Eも藤沢がラストストーンで絶妙なドローショットを成功させて、6−5でロコが接戦をものにした。


今大会は、26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦の出場権がかかる。切符を獲得するには、3枠の決勝トーナメント(T)進出が絶対条件。1次Lの勝敗を2次Lに持ち越すため、2敗すれば敗退の可能性が高まる。負けられない一戦を、確実にものにした。


前日に1次L進出を決めたが、スキップ藤沢五月(33)は「私たちは去年予選で2敗している。2次に上がるどうこうという問題ではない」と集中。2次Lで2敗し、決勝T進出を逃した昨年の経験を生かした。


2次Lは6日に2試合、7日に1試合が行われる。6チームで争い、上位3チームが決勝Tに進む。


◆日本選手権の大会方式 1次Lは5チームずつ2組に分かれる。総当たりで争い、上位3チームずつ(計6チーム)が2次Lに進出。2次Lは、1次Lで対戦したチームとの勝敗は持ち越し。対戦のない別組3チームと対戦し、勝敗数、直接対決の勝敗、の順で順位を決定。2、3位は準決勝に進み、勝者が決勝で1位と対戦する。


◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 最大3チームが9月末までに行われる代表候補決定戦に進む。(1)24年日本選手権優勝(同年世界選手権出場)、(2)25年日本選手権優勝(同年世界選手権出場)、(3)世界ランク最上位(日本選手権決勝3日前時点)ただし24、25年日本選手権3位以内が条件。女子はSC軽井沢クが(1)を満たす。ロコ・ソラーレは3位以内に入れば(3)で決定戦に進出できる。他チームは(2)が必須になる。


◆26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場権獲得条件 出場枠は10。24、25年の世界選手権のポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)に出場権が与えられる。24年はSC軽井沢クが出場し11位で3ポイントを獲得。今大会優勝チームが出場する世界選手権(3月、韓国)では好成績が求められる。逃した場合は、12月開催予定の五輪最終予選で残り2枠を争う。

このニュースに関するつぶやき

  • 初戦は道銀の勢いに飲まれた感じがしたけど‥‥やっぱり上位陣の力は拮抗してるなぁ。
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