Text by CINRA編集部
名越啓介の写真展『DUNE』が2月11日から表参道・Gallery 5610で開催される。
1977年に奈良で生まれた写真家の名越啓介。世界の辺境の地域やマイノリティーなコミュニティーに入り込んで寝食をともにしながら撮影をするスタイルを続けている。
名越は2023年2月から約1か月にわたってアルジェリア・ジャネットをスタート地点としたサハラ砂漠で撮影を実施。同展では、サハラ砂漠に住む遊牧民・トゥアレグ族とともに砂漠を彷徨い、生活をしながら撮影した写真群約20点と、研究機関と制作した温度で写真が浮かび上がる特別仕様の作品1点が展示される。
会場ではSUICOKEとコラボレーションした写真集『TUAREG』を販売。砂漠の風景やトゥアレグ族の生活の様子、結婚式や紀元前から行われている祝いといった写真も収録される。