アーセナルに所属するU−19イングランド代表MFマイルズ・ルイス・スケリーに、A代表初招集の可能性が浮上しているようだ。4日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
ルイス・スケリーは2006年9月26日生まれの現在18歳。幼くして地元ロンドンの名門アーセナルの下部組織に入団し、順調に頭角を現すと、今シーズンはミケル・アルテタ監督率いるトップチームに帯同。本職は中盤ながら、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリや日本代表DF冨安健洋らの負傷離脱に伴い、左サイドバック(SB)として出番を増やしている。
昨年9月のプレミアリーグ第5節マンチェスター・シティ戦でトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦通算19試合に出場。18歳とは思えぬ落ち着きと確かな足元のテクニックを見せ、“偽SB”として役割も卒なくこなしており、その評価はうなぎ登りだ。現地時間2日のプレミアリーグ第24節マンチェスター・シティ戦では圧巻の個人技からプロ初ゴールをマークし、試合後にはファン投票によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
今回の報道によると、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督も昨今のルイス・スケリーの活躍に注目しており、3月に予定されている初陣のメンバーに含めることを検討しているという。ニューカッスル所属のキーラン・トリッピアーが代表引退を決断したことや、マンチェスター・ユナイテッド所属のルーク・ショーが負傷離脱を繰り返していることを考慮すると、急激に評価を高めているルイス・スケリーがメンバー入りする可能性も十分にあると『デイリーメール』は指摘している。
ルイス・スケリーはU−19代表でプレーしたことはあるが、U−21代表やU−23代表への選出経験はなく、仮にA代表招集となれば“飛び級”でのメンバー入となる。
なお、左SBの候補選手としては、ルイス・スケリーの他にマンチェスター・シティ所属のリコ・ルイスや、ニューカッスル所属のルイス・ホールなおが挙がっている。
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