東急電鉄と横浜高速鉄道は5日、東急線とみなとみらい線をまたぐ通学定期券に適用される「連絡割引定期券」の発売額を3月15日から値下げすると発表した。
東急線とみなとみらい線をまたぐ大人用・小児用の通学定期券が対象に。値下げ後の発売額は、3月15日以降に発売される通学定期券に適用される。
例として、渋谷〜元町・中華街間の1カ月通学定期券は現行の8,300円から7,420円、中目黒〜日本大通り間の3カ月通学定期券は2万3,670円から2万1,160円、自由が丘〜みなとみらい間の6カ月通学定期券は3万6,490円から3万2,660円にそれぞれ引き下げられる(いずれも大人運賃)。小児運賃は大人運賃の半額とされ、10円未満は10円単位に切上げとなる。
変更日前に購入した通学定期券については、いくつかの取扱いが発表されている。有効期間の終了日が3月15日以降の通学定期券は、そのまま有効期間終了日まで利用可能。有効開始日が3月15日以降の通学定期券を同一区間・経路で3月15日以降に買い直す場合、手数料なしで払戻しが可能となる。その際、買い直しの申し出は有効開始日の前に行う必要がある。有効期間の終了日が3月15日以降の通学定期券を同一区間・経路で3月15日以降に買い直す場合も、手数料なしで払戻しができる。
買い直しの取り扱いは、3月15日から4月30日まで各駅の定期券うりばで実施する。買い直しの際は通学証明書の提示が必要となる。(佐々木康弘)