国際希少野生動植物に指定されているゾウ。象牙はワシントン条約で国際取引が禁止されているが、日本では、密猟や違法取引を防止するために国内の取引も原則禁止されている。中国や米国、EUなど象牙消費国が象牙国内市場を進める中で、野生生物保全論研究会(東京)など日本の4団体が国会請願署名をスタートする。署名の締め切り予定日は5月21日(水)。2月22日(土)には、日本の現状を考えるシンポジウムも開催される。参加費無料。
アフリカのゾウが象牙を狙った密猟者に命を奪われている。その結果、アフリカ大陸では、この象牙目的の密猟が主な原因となってゾウの数が急速に減少している。ゾウを脅威から救うため、今、日本に住む私たちにできることは何だろうか。シンポジウムでは、象牙取引によるアフリカゾウの危機と世界の動き、日本の国内象牙市場の歴史と現状について考える。東京の国連大学1Fにある地球環境パートナーシップ プラザとZoomでのハイブリッド開催。会場は定員45人。申し込みは専用フォームから行う。2 月21日(金)12時締め切り。