「勝ちも負けもドラマがある」「“見たかった姿”が見られる」!? 木村昴、白井悠介ら集結!【映画「ヒプマイ」舞台挨拶レポ】

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2025年02月06日 12:31  アニメ!アニメ!

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完成披露プレミア試写会 Photo by YOSHIHITO KOBA(C)ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie
2025年2月21日に公開を控える映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-(ヒプムビ)』。このたび、完成披露プレミアム試写会が開催され、キャストの木村昴、神尾晋一郎、白井悠介、速水奨、岩崎諒太、葉山翔太らが登壇し舞台挨拶も行われた。

『ヒプノシスマイク』は、2017年9月に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクト。総勢18人の個性豊かなメインキャラクターが「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」「オオサカ・ディビジョン」「ナゴヤ・ディビジョン」の6チームに分かれ、男の威信をかけた熱いラップバトルを繰り広げる姿を描く。

初の映画化となる『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』は、スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗が劇場内の観客投票によって決まる、日本初となる観客参加型のインタラクティブ映画だ。

今回の試写会には招待された300名のファンが集結。そして、キャストの山田一郎役の木村昴、毒島メイソン理鶯役の神尾晋一郎、飴村乱数役の白井悠介、神宮寺寂雷役の速水奨、白膠木簓役の岩崎諒太、波羅夷空却役の葉山翔太が登壇したほか、辻本貴則監督とアニメーション制作を手掛けたポリゴン・ピクチュアズの中岡亮プロデューサーも登場した。

挨拶では、木村が「楽しむ準備できてますかー?」と客席に呼びかけ。「イェー!」と掛け声も上がり、観客を盛り上げていく。同じく岩崎も「もうかりまっかー?」と問いかけ、「ぼちぼちでんなー!」の返答に、「『ヒプムビ』が儲かることが確定しました」と予言。キャスト陣からは「ぼちぼちでいいのか?」といった鋭いツッコミも続いた。

辻監督は、いよいよ映画が公開される喜びの気持ちをコメント。『ヒプムビ』は、分岐する7つエンディングルート、全上映パターンは48通りという異例な本作。「上映する尺と制作の尺が全然違うので、いつまで作り続けるのかと……」と、“ヒプムビ”ならではの苦労を明かした。ちなみに、全編あわせると約240分ぐらいになるとのことだ。

プロジェクト始動から7年を経ての劇場アニメ、さらには日本初のインタラクティブ映画という点について、「ヒプマイは“前代未聞”とか大好きだから」と納得した様子の木村。さらに「キャラクターが動く」というネタバレも!? これに際し、速水は「昴くん、そこまで言わないほうが……」とあせって制する。辻監督によると、思ったよりも動くし、近づいても来るようだ。試写を見た神尾は「これが、こうやって動くんだ」と衝撃を受けたという。

同じく試写で、インタラクティブ映画を体験した白井は、「今までの映画とは違うものだった」と話す。見るだけではなく参加しに行き、お客さんもお話を作り上げていると感じたという。葉山は、「今までのライブバトルでも感じてきた、もどかしさといった“リアルな感情”があった」と話す。『ヒプムビ』は、そのようなリアルタイムで起こる勝敗のドキドキを兼ね備えているが、「勝ちも負けもどちらにもドラマがあるので受け入れてほしい」「皆さん仲良くお願いします」との思いも寄せられた。

また、すでに配信がスタートした新曲についても言及。どついたれ本舗の最初の曲「あゝオオサカdreamin'night」から5年ぶりにCreepy Nutsより提供された「笑門来福」に対し、熱を込めて語る岩崎。しかし、勢い余って口走っていく姿に、場内はやや不穏な雰囲気に……? 周りからは「岩崎さんが喋るとドキドキする(笑)」「心臓に悪い」といった声もこぼれた。

それぞれ豪華制作陣による楽曲のよさに触れていくほか、神尾は「ディビジョン関係なくコール&レスポンスしてもらえるとうれしい」、木村は「ネタバレですが、“この姿を見たかったんじゃないかな?”という映像が見れると思います」と映像の楽しみ方やみどころにも触れる。

白井は「彼らがどうやって歌っているか見てほしい。まだこんな表情や動きもあったのかという発見が詰まってる」、葉山は「これまでナゴヤディビジョンが乗り越えてきた結果の答えが表現されている」とディビジョンごとの注目してほしいポイントを語る。
現場のスタッフも楽曲が届くのが楽しみで、楽曲から受けたインスピレーションで映像づくりも動かされていたという。


速水は「シンジュクの曲は沁みるんですよ。おでんやお鍋する感覚で聞いてもらえたら」と話し、インタラクティブ映画でおでんの好きな具も投票できるのか?という斬新な疑問を投げかけ、場を和ませた。

劇場公開したらキャストも投票しに見に行ってしまうのでは?という質問に対し、「ナゴヤは全身紫で3人で行こうとしてる」と暴露する葉山。「バレるバレる」「俺もオレンジで行く」「逆に池袋以外で見る」とそれぞれ行く気持ちがあふれる。

最後に、キャストを代表して木村から「もし見てすごかった!と思っていただけたら、周りの方々に話してもらえるとうれしいです。ぜひヒプノシスマイクを盛り上げていただけたら幸いです」とのコメントで締めくくられた。

なお、イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、オオサカ、ナゴヤ・ディビジョンの6ディビジョンのうち、劇中で繰り広げられるラップバトルのFirst Stageを勝ち抜いた3ディビジョンのみが進出できるSecond Stageで披露されるディビジョン新曲6曲のトレーラーが、ヒプノシスマイク公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることも決定。Creepy NutsやKICK THE CAN CREW、Zeebraなど豪華アーティスト陣が楽曲提供に参加した6曲のトレーラーには、映画本編内の未公開シーンも一部登場するので必見だ。





映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
2月21日(金)全国ロードショー
監督:辻本貴則 ※「辻」はいってんしんにょう
配給:TOHO NEXT
(C)ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie

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