移籍が決定した初瀬亮 [写真]=金田慎平 ヴィッセル神戸は6日、DF初瀬亮がシェフィールド・ウェンズデイ(イングランド2部)に完全移籍したことを発表した。
現在27歳の初瀬はガンバ大阪のユース出身で、2016年にトップチームに昇格し、2019年から神戸でプレーしている。2024シーズンは明治安田J1リーグで35試合、JリーグYBCルヴァンカップで2試合、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で4試合、AFCチャンピオンズリーグエリートで5試合に出場していた。
そんな初瀬は先月8日に発表された神戸の2025シーズンのトップチームメンバーに含まれず。海外移籍交渉中につき決定次第、発表されることが明らかになっていたなか、練習に参加していることが報じられていたシェフィールド・ウェンズデイに正式加入することが決定した。
神戸を離れることが決まった初瀬はクラブ公式サイトを通じて、以下のようにコメントを発表している。
「この度、EFLチャンピオンシップのシェフィールド・ウェンズデイFCに移籍することになりました。ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さま、6年間本当にありがとうございました」
「ガンバ大阪からヴィッセル神戸に移籍をした時、色んな意見があったことを昨日のことのように思い出します。今回も同じように新たな挑戦をすることで更に自分を成長させたいと思い、この決断をしました」
「ヴィッセル神戸での6年間を振り返ると、悔しい思い出の方が多かったように思います。それでも絶対にヴィッセル神戸で活躍するんだと毎日思い続けて練習をしてきました。その結果、ヴィッセル神戸としてのJ1リーグ初優勝、そしてリーグ連覇、天皇杯優勝と3つのタイトルを獲れたことを本当に嬉しく思います」
「今回の移籍をするにあたり、本当にサッカーが大好きで小さい頃からの夢であったヨーロッパでプレーするチャンスがあるのにチャレンジしない理由が僕の中にありませんでした。これまでにも色んな人の声があって、期待もあれば、お前は無理だと言うバッシングもあって、そんな言葉のどちらもが、いつも僕を強くしてくれました」
「皆さんにもっと成長した姿を見せられるように移籍先であるイングランドでも常に自分にベクトルを向けて、日々頑張ってきます。改めまして6年間ありがとうございました。行ってきます!!!」