トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、リヴァプール戦を振り返った。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが6日に行われ、トッテナムはリヴァプールと対戦。ファーストレグは1−0で勝利して迎えた敵地での一戦は、34分に先制点を許すと、51分に2試合合計で逆転された後にも2失点を喫するなど、0−4で敗れ、2試合合計1−4で敗退となった。
データサイト『OPTA』によると、この試合ではポステコグルー体制で初となる枠内シュートゼロに終わるなど完敗となったトッテナム。試合後、ポステコグルー監督は「今夜はリヴァプールが強すぎた。私たちは望んでいたように試合に入ることができなかった。彼らにコントロールを許してしまった」と対戦相手を称えつつ、次のように続けた。
「彼らが試合のリズムに乗っていた時、私たちは試合で足がかりになるような機会を与えることができなかった。ボールを持っていてもいなくても、消極的になりすぎてしまった。これは私たちにとっていい教訓になると思う。プレーしたいと思っているフットボールから逃げることはできないからね」
これまで就任2年目のシーズンで多くのタイトルを獲得してきたポステコグルー監督だが、負傷者が続出している今季はプレミアリーグで暫定14位と低迷しているなか、カラバオ・カップでも決勝進出を逃したことで、タイトル獲得の可能性は、決勝トーナメントに進出したヨーロッパリーグ(EL)と、4回戦に駒を進めているFAカップに絞られることとなった。
このことについてポステコグルー監督は「今夜はいいチャンスを逃してしまったが、それから逃げることはできない。決勝に進む良い位置にいた。誰も私を元気づける必要はない。私が選手を元気づける必要があるだけだ」と切り替えて今後の戦い臨んでいくことを強調した。
【ハイライト動画】リヴァプールvsトッテナム