マンチェスター・ユナイテッドを率いるアモリム監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがクラブを離れた理由に言及した。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在27歳のラッシュフォードは、7歳からマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた下部組織出身選手で、2016年2月にトップチームデビューして以降、これまで同クラブ一筋でプレーしていた。しかし、アモリム監督が就任した約1カ月後にトレーニングでのパフォーマンスや日常生活での振る舞いが悪かったことなどから、突如としてベンチ外になると、そのまま構想外となった。
そして、今月2日に4000万ポンド(約75億円)と見られる買い取りオプションが付随するレンタル移籍でアストン・ヴィラに加入したラッシュフォード。改めて、同選手が退団したことについて聞かれたアモリム監督は次のように振り返った。
「マーカスにフットボールのプレーの仕方やトレーニングの仕方を理解させることができなかった。時々、ある選手がある監督と組んでうまくいくこともあれば、同じ選手が違う監督とは相性が合わないこともある」
「ラッシュフォードと(アストン・ヴィラの)ウナイ・エメリ監督の幸運を祈っている。彼はとても良い選手であるから、彼らの関係はうまくいくと思うよ」
また、ラッシュフォードは指揮官の考えに賛同できなかったということなのかと聞かれたアモリム監督は「コーチとしても選手としても感じるようなものだ。ごく普通なことで、多くのコーチに起きてきたことだ」と主張しながら、「重要なのはタイ(タイレル・マラシア)やアントニーのローン移籍も決断したのは私だったし、移籍なしで何人かの選手たちをとどめたのも私の決断だったとここで言っていることだ」と語るにとどめた。