ダメ押しゴールを決めたファン・ダイク [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、カラバオ・カップ決勝に進出した喜びを語った。
カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが6日に行われ、リヴァプールはトッテナムと対戦。ファーストレグは0−1で先勝を許して迎えた本拠地での一戦は、34分にコーディ・ガクポが先制点を奪うと、51分にはモハメド・サラーがPKを決めたほか、75分にはドミニク・ソボスライが、80分にはCKからファン・ダイクが追加点を挙げ、4−0で勝利。2試合合計4−1と逆転しての決勝進出を果たした。
最多の10回目となる優勝を飾った昨季に続いて、再び決勝まで駒を進めたリヴァプール。試合後、ファン・ダイクはイギリスメディア『スカイスポーツ』で「完璧なパフォーマンスが必要だった。ハーフタイムで激しさのレベルを上げることができたと思う」と振り返りながら、次のように続けた。
「しかし、今夜のようにここで勝てたことはチームとクラブにとって素晴らしいことだ。今はもうFAカップに集中している。試合に激しさを持ち込めば、誰でもミスをする可能性がある。今日の勝利は素晴らしいものだった」
「多くのことが懸かっているこのような夜では、これを当然のこととは思っていなかった。僕たち全員がファンと一緒に再び(決勝の開催地)ウェンブリーに行きたいと思っていたし、素晴らしいチームパフォーマンスだったと思う」
また、この試合の4点目となるダメ押しゴールを挙げたファン・ダイクは、データサイト『OPTA』によると、2018年1月にリヴァプールデビューして以来、同選手はプレミアリーグのディフェンダーの中で最多となる26ゴールを記録しているという。
再び得点を決めたことについてファン・ダイクは「得点表に載ることはいつでも誇らしい瞬間だ。スクリーンの裏ではもっと完璧になるために多くの努力が必要で、決して簡単なことではないが、今日はようやく再びゴールを決めることができたね」と喜びを口にした。
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