2部最下位にまさかの敗北も…フル出場の遠藤航、現地メディアから高評価「誰も失望させなかった」

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2025年02月10日 09:48  サッカーキング

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32歳の誕生日にフル出場を果たした遠藤航 [写真]=Getty Images
 FAカップ4回戦が現地時間9日に行われ、リヴァプールはチャンピオンシップ(2部)に所属するプリマス・アーガイルに0−1で敗れた。

 敵地に乗り込んだリヴァプールは序盤からボールを保持し主導権を握るも、相手チームの粘り強い守備対応に苦戦し、決定機を作れぬまま前半を終える。スコアレスで迎えた52分、ゴール前の混戦からハーヴェイ・エリオットのハンドでプリマス・アーガイルがPKを獲得し、先制に成功。リヴァプールはその後反撃に出るも、相手GKの好守もあり最後まで得点を奪えず、4冠への夢は潰えることとなった。

 この日が32歳の誕生日だったリヴァプールの日本代表MF遠藤航はアンカーの位置で先発出場。11分にイングランド代表DFジョー・ゴメスが負傷交代してからはセンターバック(CB)にポジションを移し、そのままフル出場を果たした。チームは痛恨の敗北を喫したものの、データサイト『Sofascore』の10点満点の採点では「7.2点」というチーム内2位の評価を受けている。

 現地メディアからの評価も上々だ。『リヴァプール・エコー』はチーム内最高タイとなる「7点」を付け、パフォーマンスについて「ゴメスの交代後、キャプテンとCBを引き継ぎ、静かに印象的な活躍を見せた。誰も失望させなかった」と総評。『THIS IS ANFIELD』もチーム内最高タイとなる「6点」を付け、プリマス・アーガイル戦のプレーに対して次のように賛辞を送っている。

「この試合で誰かにマン・オブ・ザ・マッチを与えるのは無理があるように思うが、もし受け取るとしたら遠藤だろう。彼はリヴァプールにとって非常に優秀な選手で、日曜日の試合で落ち着いて見えた数少ない選手の一人だった。マスタークラスとまではいかないが、彼は中盤からCBへスムーズに切り替えることができていた」

 FAカップは4回戦敗退となったリヴァプールだが、プレミアリーグでは首位を快走。チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメント、カラバオカップでは決勝へ進出しており、3冠達成への期待が寄せられている。


【ハイライト動画】リヴァプールが2部プリマスに敗北


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