『声優グランプリ』3月号の表紙 声優総合情報誌『声優グランプリ』3月号が10日に発売された。名物付録「声優名鑑2025 女性編」は、史上最多掲載となった昨年の1063人に続き、1099人掲載されており、これは初めて付録になった2001年の女性225人から4.8倍に増加している。掲載人数は14年連続で史上最多を更新し、編集部は「声優の活躍の場が拡大するにつれ、毎年掲載人数が史上最多を更新する」と説明した。
【写真】声優人口が増加!声優名鑑&佐倉綾音のグラビアページ テレビアニメやゲームのキャラクターボイス、洋画・海外ドラマの吹き替えをはじめ、歌手活動、テレビ番組やCMへの出演など、声優の活躍の場は拡大を続けているが、それを数字で物語るのが「声優名鑑」の掲載人数。
最初に付録になったのは今から約20年前の2001年で、女性の掲載人数はわずか225人だったが、この20年以上で実に約5倍となる飛躍的な増加を果たしている。
歴史を振り返ると225人(2001年)、438人(2004年)、535人(2008年)、644人(2014年)、728人(2016年)、800人(2018年)、847人(2019年)、907人(2020年)、955人(2021年)、1003人(2022年)、1039人(223年)、1063人(2024年)と続いており、最新版では1099人のプロフィールを網羅。顔写真、代表作、誕生日、出身地、血液型、趣味・特技など、1099名のプロフィールを掲載しており、オールカラー96ページの完全保存版となっている。
また、男性声優も増加傾向で、昨年の付録『声優名鑑2024 男性編』の掲載人数は、史上最多679人掲載された。
なお、現在日本で「声優」と呼ばれる人は1万人以上存在していることが、2022年11月に行われた『インボイス制度見直しを求める記者会見』にて報告されている。
掲載人数が増えていることについて、同誌の編集部は「今や「なりたい職業」の上位にランクインするほどの人気職で、テレビ番組やCMで目にする機会も激増するなど、声優の活躍の場は爆発的拡大を続けている。それを数字で物語るのが「声優名鑑」の掲載人数」とし、「紙ならではの利便性を活かした最強データベースとして、声優ファンのみならず業界関係者からも重宝されている。声優の活躍の場が拡大するにつれ、毎年掲載人数が史上最多を更新する」と説明した。
同号では、表紙・巻頭大特集は、好評放送中の医療5ミステリーアニメ『天久鷹央の推理カルテ』から、主人公・天久鷹央を演じる佐倉綾音、アナザーカバー・巻末特集には、アーティストデビュー5周年を迎え、ベストアルバム『ほんのスパークル』をリリースした鈴木愛奈が登場。ほかにも、TrySail、鬼頭明里、高野麻里佳、立花日菜、青木陽菜の特集なども掲載されている。