セビージャに快勝したバルセロナ [写真]=Getty Images バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、セビージャ戦の大勝を振り返った。9日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
ラ・リーガ第23節が現地時間9日に行われ、バルセロナは敵地でセビージャと対戦した。開始早々の7分にロベルト・レヴァンドフスキが先制ゴールを挙げると、直後に追い付かれたものの、46分にフェルミン・ロペス、55分にハフィーニャが追加点をマーク。62分にはF・ロペスにレッドカードが提示され数的不利となったが、89分にエリック・ガルシアがネットを揺らし、4−1で快勝した。
ラ・リーガ3連勝を飾り、勝ち点を「48」まで伸ばしたバルセロナ。前日に開催された“マドリード・ダービー”がドローに終わったため、首位レアル・マドリードと「2」ポイント差、3位アトレティコ・マドリードと「1」ポイント差にまで迫っている。試合後、フリック監督は「厳しい試合だった。しばらくの間、選手が1人少ない状態でプレーしなければならなかったが、チームは上手く対応した」と前置きしつつ、次のように内容を振り返った。
「勝利することができて嬉しいし、重要な3ポイントだ。我々にとって助けになるだろうし、この精神を保ち続けなければならない。前半は良いプレーができたし、後半も奮闘した。ポジションを変えながら素早くプレーし、流れを変えることができた。フェルミンとハフィーニャのゴールは助けになったよ。チームを誇りに思う。レッドカードは試練となったが、その後も我々は得点した。非常に嬉しい」
今後はレアル・マドリード、アトレティコ・マドリードとの熾烈な優勝争いも予想される。それでも、フリック監督は「我々は他人のことは気にせず、自分たちの仕事をしなければならない。ラ・リーガには非常に優れたチームがいくつかあるが、我々もその中の一つだと思う。我々は自分たちのことに集中しているよ」と強調した。
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