クバルシとの交代でピッチを後にしたアラウホ [写真]=Getty Images バルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが、負傷によりおよそ1カ月弱の離脱を強いられるようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
アラウホは9日に行われたラ・リーガ第23節セビージャ戦にスタメン出場していたものの、同試合の16分、自陣でクリアボールを拾った際、セビージャの元スペイン代表MFサウール・ニゲスのタックルを受けて負傷。治療を受けて一度はピッチに戻ったものの、プレー続行は不可能となり、22分にスペイン代表DFパウ・クバルシとの交代でピッチを後にしていた。なお、同試合は4−1でバルセロナが勝利している。
現時点でバルセロナからメディカルレポートは発表されていないものの、『ムンド・デポルティーボ』によると、アラウホは10日に『シウタ・エスポルティバ』にて検査を受け、右足首の捻挫が確認されたという。
同メディアによると、アラウホは約3週間の離脱を強いられる見込みのようだ。3月2日に控えた第26節レアル・ソシエダ戦の前後には公式戦のピッチに戻ってくることが期待される。
昨年夏に開催されたコパ・アメリカ2024にウルグアイ代表の一員として参戦していたアラウホは、準々決勝のブラジル代表戦で右ハムストリングを負傷し、今季はスタートから出遅れていた。昨年12月より公式戦のメンバーに戻ってくると、1月5日に行われたコパ・デル・レイ3回戦のバルバストロ戦で実戦復帰を果たし、以降は公式戦8試合のピッチに立って1ゴールを記録している。
現在、バルセロナではデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンも筋肉系トラブルによって長期離脱を強いられており、アラウホも負傷者リストに加わるとなると、起用可能なセンターバックの選手はクバルシ、同DFイニゴ・マルティネス、同DFエリック・ガルシアの3名のみとなる。選手層に若干の不安を残すが、新年に入ってから公式戦無敗と好調なチームは、この勢いを維持できるだろうか。
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