守田英正途中出場のスポルティング、ホームで痛恨の敗戦…3発快勝のドルトムントがCL16強入りに前進

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2025年02月12日 08:19  サッカーキング

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ドルトムントがスポルティングに完勝 [写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグが11日に行われ、スポルティングとドルトムントが対戦した。

 リーグフェーズで3勝2分3敗を記録し、勝ち点「11」の23位でプレーオフに進んだスポルティング。今季のCLでは序盤から順調に白星を積み重ねていた同クラブだったが、ルベン・アモリム監督の退任を機に流れを失ってしまい、終盤は4戦未勝利と下降線を辿りながらプレーオフへと駒を進めた。対するは、昨季の同大会ファイナリストであるドルトムント。ポルトガルとドイツが誇る“名門同士”の一戦に、日本代表MF守田英正はサブスタートとなった。

 前半をスコアレスで折り返したゲームは、60分にドルトムントが均衡を破る。波状攻撃を仕掛けるなかでニコ・シュロッターベックが右サイドに展開。ユリアン・ブラントが右足でファーに大きくクロスを蹴り込むと、マーカーとの駆け引きを制したセール・ギラシが打点の高いヘディングで反応する。後方に下がりながら放ったシュートはゴールに吸い込まれ、ドルトムントが先制に成功した。

 2分後には守田が投入されたものの、68分にアウェイチームが貴重な追加点を奪う。ポゼッションを行いながらスポルティングの守備網を打開。敵陣右サイドでボールを持ったギラシが縦に流し、カリム・アデイェミからリターンパスを受ける。前線をうかがいながら余裕を持った状態でクロスを蹴り入れると、DFラインとGKの間にパスカル・グロスがスプリント。ダイレクトでネットを揺らしてリードを広げた。

 82分にはドルトムントの高速カウンターが炸裂。相手のクロスを防いだ流れから攻撃に転じ、アデイェミがスピードを生かして相手コートに侵入。前がかりとなっていたスポルティングも懸命に戻るが、ボールは右サイドを駆け上がるブラントのもとへ。右足でグラウンダーの折り返しを送ると、飛び込んだアデイェミがワンタッチでシュート。マークについた守田を振り切る形で3点目をマークした。

 結局、そのまま試合は3−0で終了。ドルトムントがアウェイで先勝を収めた。セカンドレグは19日に行われ、次戦はドルトムントの本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』で両者が対戦する。

【スコア】

スポルティング 0−3 ドルトムント

【得点者】

0−1 60分 セール・ギラシ(ドルトムント)
0−2 68分 パスカル・グロス(ドルトムント)
0−3 82分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)

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