共同通信杯に出走予定のネブラディスク(c)netkeiba 近年でもジャスティンミラノ、ジャンタルマンタル、ジオグリフ、エフフォーリアなど、連対馬だけでも多数がGI馬へ育っている登竜門。いよいよクラシックへ向けた戦いも本格化していく。
1.新馬勝ち直後も通用
過去10回で、前走が新馬戦だった馬は[3-3-2-7]で複勝率53.3%。昨年もジャスティンミラノが新馬から無傷の2連勝でここを勝っている。一方、既にキャリア5戦以上だった馬は[0-1-0-18]で複勝率5.3%にとどまる。重賞実績馬が勝ち切れないケースも多く、キャリアはあまり気にしなくて良さそう。
2.距離短縮組が狙い目
過去10回、前走から距離延長となる馬は[1-4-2-26]と勝ち味に遅い。対して、前走も1800mだった馬は[2-4-3-14]、前走からの距離短縮となる馬は[7-2-5-36]で単勝回収率127%、複勝回収率も133%で100%を上回っている。
3.中3週以内は苦戦
中3週以内での臨戦は[0-3-2-22]と勝てていない。2・3着はあるので消すとまではいかないが、アタマで買ったり、軸に据えるのは難しい。中4週以上のローテーションからすべての勝ち馬が出ている。
ネブラディスクは前走が京都芝2000mの新馬戦で中団から差して1着。名牝リスグラシューの半弟で、中11週とゆったりしたローテーションでここへ臨む。ここを勝って、昨年のジャスティンミラノのようにクラシックへ羽ばたいていくか。