近親には活躍馬ズラリの良血 クイーンCでアドマイヤマーズ産駒初の重賞V狙う

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2025年02月13日 12:15  netkeiba

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重賞初制覇を目指すエンブロイダリー(24年11月撮影、ユーザー提供:馬なりさん)
 アドマイヤマーズ産駒のエンブロイダリー(牝3、森一誠厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネの血統。母は16年の忘れな草賞の勝ち馬。曾祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者。近親にはGI・6勝の名牝ブエナビスタ、11年の阪神JFを制したジョワドヴィーヴルなど、活躍馬がズラリと並ぶ。

 ここまで4戦2勝。デビュー2戦目となった昨年7月の新潟の未勝利(芝1800m)をレコード勝ち。続くサフラン賞は出遅れた上、道中で折り合いを欠いて5着に敗れたが、前走の東京の1勝クラス(芝1400m)で2勝目を手にした。今回は2戦未勝利のマイル戦となるが、決して合わないイメージはない。課題のスタートさえ五分に出られれば、十分に好勝負になるだろう。

 現3歳が初年度産駒となるアドマイヤマーズは、昨年のJRAファーストシーズンサイアーランキングでサートゥルナーリア、ナダルに次ぐ3位に健闘した。年が明けて以降もナムラクララが紅梅Sを制するなど好調で、JRAの勝ち馬は18頭に達している。ただ、JRA重賞には延べ4頭が出走し、昨年の京王杯2歳Sのバニーラビットの7着が最高着順。ここで自身はもちろん、種付けシーズンを目前に控えた父にとっても意味のあるタイトル奪取といきたい。

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