存在感増すR・アセンシオ、来月のUNLでスペイン代表初招集へ？…レアルは新契約を準備か

　レアル・マドリードに所属するスペイン人DFラウール・アセンシオに、A代表初招集の可能性が浮上しているようだ。12日、スペイン紙『アス』が伝えている。

　現在22歳のR・アセンシオは2017年夏にラス・パルマスからレアル・マドリードの下部組織へ加入。昨年夏からはBチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャでプレーしていたが、ブラジル代表DFエデル・ミリトンの負傷を受け、昨年11月に行われたラ・リーガ第13節オサスナ戦でトップチームデビューを飾った。以降は先発に名を連ねる機会も多く、ここまで公式戦通算22試合に出場している。

　そんなアセンシオが近々スペイン代表に初招集される可能性があるという。報道によると、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと対峙した直近のマンチェスター・シティ戦を含め、同選手のデビュー以来のパフォーマンスを高く評価しているとのこと。来月に控えるオランダ代表とのUEFAネーションズリーグ（UNL）準々決勝に向けたメンバーに含めることを検討しているようだ。

　デ・ラ・フエンテ監督はアトレティコ・マドリード所属のロビン・ル・ノルマンやアル・ナスル所属のアイメリク・ラポルテを筆頭に、バルセロナ所属のイニゴ・マルティネスやパウ・クバルシ、アスレティック・ビルバオ所属のダニエル・ビビアンら複数選手を、センターバック（CB）の戦力としてこれまで招集してきた。そうしたなか、R・アセンシオとクバルシの2人が将来的にスペイン代表の最終ラインを支えていく可能性が非常に高いと『アス』は指摘している。

　なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、レアル・マドリードはR・アセンシオと新契約を締結するべく交渉の準備を整えているという。若きCBに対するクラブ内の評価は非常に高く、新契約締結は優先事項の一つとして扱われているようだ。


【ハイライト動画】レアルがマンCに逆転勝利！ CLベスト16へ前進