【白鵬杯】中学生横綱は1年生のテムージンさん「目指すは(大相撲の)横綱」優勝特典に豚一頭

0

2025年02月13日 15:03  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

大相撲の第69代横綱・白鵬(以下、宮城野親方)が現役時代から行っていた世界少年相撲大会『白鵬杯』が11日、東京・国技館で開催され、日本をはじめ14の国と地域から1144人の子供たちが参加した。

【写真を見る】【白鵬杯】中学生横綱は1年生のテムージンさん「目指すは(大相撲の)横綱」優勝特典に豚一頭

宮城野親方は、「15回目なので早いような長いような感じがしますけど、無事に開催出来ていることはホッとしている。やっぱり相撲が好き」と話し、「白鵬杯を目指して一生懸命やっている(印象)。夢舞台ですから」とちびっこたちの相撲への情熱を感じ取っていた。

そんな宮城野親方が見つめる中、幼児の部(4歳&5歳クラス)は太田武蔵くん(やいづ少年相撲クラブ)が優勝。5歳の武蔵くんは身長120センチ、体重25キロ。小さな体ながら力強い相撲で勝ち続け、決勝へ駒を進めた。

決勝の相手は、自分より30キロも重い相手。立ち合いから相手の懐にもぐりこむと、体格差をもろともせず豪快な投げ技で勝利した。会場が歓声に包まれる中、勝ち名乗りを待たずして武蔵くんは号泣。そのまま土俵をおりると一目散に両親の元へ駆け寄り、ガッツポーズでさらに喜びを爆発させた。表彰式では宮城野親方から直々に金メダルを渡されると、今度は満面の笑みを見せた。

大会史上初!1年生で中学生横綱に 目指すは「大相撲の横綱です」

中学の部で優勝したのは、モンゴル出身のテムージン・チルグンさん(印旛相撲クラブ、1年)。身長180センチ、体重130キロの恵まれた体格を誇る1年生が、中学生横綱に輝いた。

決勝の相手は、去年の全中覇者の片桐恭晟さん(3年、石川・小竹接骨院相撲クラブ)。立ち合い直後土俵際まで攻められたが、左四つで持ちこたえると、そこから一気に攻め返し、最後は右手一本で寄り倒し。土俵をおりると、一気に感情が溢れだし嬉し涙を流した。

チルグンさんは表彰式後、「土俵をおりるまで涙を我慢していた。優勝してうれしい。先輩方に勝てたので調子いいです」と取組を振り返り、将来は「大相撲に挑戦したい、目指すは横綱です」と笑顔で答えた。優勝特典として豚一頭などが与えられた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定