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展覧会『ロバート・キャパ 戦争』が3月15日から東京都写真美術館 地下1階展示室で開催される。
1913年にハンガリーで生まれ、1954年に地雷の爆発に巻き込まれて死去するまで報道写真家として活動したロバート・キャパ。1930年代ヨーロッパの政治的混乱、スペイン内戦でドイツ、イタリアのファシスト政権に支援されたフランコ将軍の反乱軍によって圧倒され敗北する共和国政府軍、日本軍による中国の漢口爆撃、第二次世界大戦で連合軍の対ドイツ反攻作戦の始まる北アフリカから、イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦などの戦闘現場に立会い、記録した。
同展では、東京富士美術館が所蔵する約1000点のコレクションプリントから「戦争」に焦点を当てた作品約140点を展示。会場は「1)ジャーナリストを目指す」「2)スペイン内戦」「3)日中戦争」「4)第二次世界大戦」「5)イスラエル建国」「6)終焉の地 ― インドシナ半島」で構成される。
1951年パリにて
革命について講演するレオン・トロツキー、デンマーク、1932年
パリ解放を祝う人びと、フランス、1944年
崩れ落ちる共和国側の兵士、コルドバ前線、スペイン、1936年
マラガ市からの避難民、スペイン、1937年
日本軍の空襲で廃墟となった住居跡に坐り込む女性、漢口、中国、1938年
シャール・アーリア移民一時収容所の子ども、イスラエル、1950年
キャパが地雷を踏んで死去する直前に撮影した一枚、仏領インドシナ(現ベトナム)、1954年