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「香取慎吾って“最高男”なので、“最低男”を演じるのは大丈夫かなって思っていたんですけど、いざ撮影が始まったら悪役やっているみたいに感じちゃって(笑)。スタッフに相談しても“そんなことないです”って言うんですよ。
でも、今はだんだん気持ちよくなってきました。最低男のためといっても、最低じゃない雰囲気のときもいっぱいあるんです。“何が本当の姿なのか?”を楽しんで見てもらえればと思います」
「友情がなかったらマジ断ってると言われた」
『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系・木曜よる10時〜)で 香取慎吾が演じるのは、不祥事でテレビ局を退社に追い込まれた、家族や子ども嫌いな最低男の大森一平。人生の崖っぷちに追い込まれた彼が、政治家になって世間を見返してやろうと一念発起。イメージアップのため、シングルファーザーで義弟・小原正助(志尊淳)とその子ども2人と暮らし、ニセ家族に選挙にと奮闘する物語だ。
香取がフジテレビ系の連ドラに出演するのは'14年の『SMOKING GUN〜決定的証拠〜』以来、約11年ぶり。当時との違いをこう感じているそう。
「やっぱり作品をやるには、当時から勝ちにいきたいみたいな。それこそ、以前はドラマ以外にバラエティーもやっていたので、1週間の視聴率を朝から晩まで全部見ていました。昔と違うのは、テレビドラマの本数も増えているし、ネットなどのコンテンツも広がっていること。
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その中で、多くの人たちに見てもらうためにどう戦っていくのか。そこは当時とは違うなと感じました。あと、僕自身の変化としては、朝ちゃんと起きられるようになったこと。そこは大人になったなと思います(笑)」
1話には草なぎ剛が友情出演したことでも話題になった。
「最初、ラジオ番組で草なぎさんに“連ドラやるんだ”って伝えたらすごく喜んでくれて。主題歌も歌うんだって話したら“すごいね、もう織田裕二じゃん”って(笑)。
そのあと会ったときに“草なぎさんも出るんだよ”って伝えたら、知らなかったみたいでびっくりしてて。舞台中なのに遠い場所までロケに来てくれて、“友情がなかったらマジ断っている”と言っていました(笑)」
一緒に暮らすことになった正助とその子どもたちとのシーンも多く、初の“おじさん”役を楽しんでいるそう。
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最初はショックで「俺、おじさんなの!?」って
「台本を読んでいるからわかっていたけど、最初に“一平おじさん”と言われたときは、“俺、おじさんなの!?”って少しショックでした(笑)。子どもたちはパワフルで、夜まで持たないよって思っていても最後まで元気いっぱいなんです。
今回は志尊くんがパパ役なのですごく懐いていて、撮影の合間もずっと一緒。僕は面白そうな話をしているときは会話に入っていって、台本を読みたいときには志尊くんにお任せして。“おじさん”も悪くないななんて思いました(笑)」
一平にとって子どもたちは苦手な存在だが、香取自身が昔から苦手なものといえば?
「もう虫全般が苦手です。それこそ子どものころは平気だったんですけど、その記憶がないくらい今は嫌で。G(ゴキブリ)もそうですけど、突然目の前に出てくる何コレって虫とか、本当に勘弁。寒くなったので今は見ませんが、気づいたら苦手になっていました」
最近の至福の時間といえば?
「この前、ネットでお鍋とガスコンロのセットを買いました。もともと家電とか好きで、あらためてこの忙しさの中で、欲しかったセットをポチッと買ったときがすごく至福の時間で。すごいおしゃれな鍋なんですよ。疲れたときに鍋料理を食べて撮影を頑張れたらと思います」
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撮影/廣瀬靖士 へアメイク/石崎達也 スタイリスト/黒澤彰乃