ラグビーの有望株を育成する「ジャパン・タレント・スコッド・プログラム」が13日、千葉・浦安市内で行われ、高校3年のプロップ本山佳龍(けいたつ=長崎南山)が“飛び級”で参加した。
31人の大学生の輪に、ただ1人高校生として加わった。「フィジカルの差を感じた」と振り返ったが、「レベルの高いところでできて楽しい」と充実感を漂わせた。
日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=65)からは身ぶり手ぶりで直接指導を受けた。練習後には「体の大きな選手で、もうテストマッチでプレーできるような体を持っている。今は114キロだが、まだ体重も増やせる。常に成長したいという意欲と、常に多くの情報を欲する意欲がすごく良い」と称賛された。ただ「まだ体重はフロントローでは軽い方。体を大きくして、スピードもある選手になりたい」と成長を誓った。
今春から、静岡産業大に進学すると同時に、リーグワンの静岡ブルーレヴズに入団。二足のわらじを履くことになる。大学では教員免許の取得を目指すが、競技面では「ラグビーをやる上で、日本代表やリーグワンでプレーしたい(思い)は誰でも持つこと。プロとして覚悟を持ってやっていきたい」と力強く宣言した。【飯岡大暉】
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