アーセナル、ハヴァーツのハムストリング負傷を発表…手術で今季絶望に

　アーセナルは13日、ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツの負傷について発表した。

　発表によると、ハヴァーツは温暖な気候のドバイで行っていたトレーニング中にハムストリングを負傷。検査と専門医による診断の結果、この負傷には手術が必要となり、近日中に手術を実施することになったという。なお、手術後すぐに回復とリハビリテーションプログラムを開始することが明らかになっているが、復帰時期は来シーズンに向けたプレシーズン以降となることが予想されている。

　現在25歳のハヴァーツは2023年7月にチェルシーからアーセナルに完全移籍で加入した。インサイドハーフやセンターフォワードなどでプレーするなど、主力としてチームを牽引。負傷者の影響もあり、フル稼働となっていた今シーズンはここまで公式戦34試合出場で15ゴール5アシストを記録していたが、一足早くシーズンを終えることになってしまった。

　シーズン開幕直後から主力の相次ぐ負傷離脱に苦しんでいるアーセナルは現在、イングランド代表FWブカヨ・サカが戦列を離れているほか、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは左ひざ前十字じん帯損傷で今季絶望が濃厚に。また、先日には同代表FWガブリエウ・マルティネッリも数週間の離脱となることが予想されていたなか、新たにハヴァーツが今季絶望となったことは同クラブにとって大きな痛手となりそうだ。