相鉄、新横浜駅で早朝・深夜の時刻調整 - 東海道新幹線と接続改善

相模鉄道は14日、相鉄線のダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。相鉄新横浜線の新横浜駅において、平日・土休日の早朝と土休日の深夜に一部列車の時刻等を調整し、東海道新幹線との乗換え時間を確保して利便性向上を図る。


平日・土休日の早朝に相鉄線から新横浜方面へ向かう列車のうち、湘南台駅を5時30分に発車している列車(平日は浦和美園行、土休日は西高島平行)について、湘南台駅の発車時刻を7分繰り上げ、同駅5時23分発で運転。新横浜駅の到着時刻が現行(平日6時1分着・土休日5時59分着)より6〜8分繰り上げられ、ダイヤ改正後は同駅5時53分着に変更される。これにより、新横浜駅を6時3分に発車する東海道新幹線の下り「のぞみ497号」(臨時列車)へ乗換え可能となる。



湘南台駅始発の列車が繰上げとなることを受け、現行の二俣川駅5時7分発、湘南台行の列車も変更。ダイヤ改正後、二俣川駅の発車時刻を5分繰り上げ、同駅5時2分発とする。



土休日の深夜22時台以降、現行ダイヤだと新横浜駅から西谷方面の発車間隔が最短5分・最長24分と偏りがある状況のため、運転間隔の調整を行う。ダイヤ改正後、新横浜駅を22時46分以降に発車する列車(特急海老名行)の時刻は同駅22時59分発(各停海老名行)・23時15分発(各停西谷行)・23時27分発(各停湘南台行)・23時45分発(特急海老名行)・24時3分発(特急海老名行)・24時19分発(各停海老名行)に。おおむね15分前後の発車間隔に変更される。これで土休日の深夜も東海道新幹線からスムーズな乗換えが可能になるという。



なお、現行ダイヤで新横浜駅を22時51分に発車する西谷行の各停に関して、ダイヤ改正後も新横浜駅の到着時刻は同駅22時49分着とされ、時間調整を行った上で新横浜駅を23時15分に発車。そのため、「西谷方面へお急ぎのお客さまは、22時59分発に乗り換えをお願いします」としている。（MN 鉄道ニュース編集部）