清水に5シーズン在籍したカルリーニョス・ジュニオ [写真]=Getty Images 清水エスパルスは14日、ブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオとの契約を継続しないことを発表した。
1994年8月8日生まれで現在30歳のカルリーニョス・ジュニオは、母国のパラナ・クルーベやボタフォゴ、スイスのルガーノでプレーした後、2020年2月に清水へ完全移籍加入を果たした。「10番」を託されると、センターフォワード(CF)や左右のウイング(WG)など前線のポジションを幅広く務め、初年度からチームの中心選手として活躍。在籍した5年間で公式戦通算148試合に出場し、37ゴール15アシストをマークした。
昨シーズンは明治安田J2リーグで32試合出場5ゴール2アシストという成績を残し、J1昇格に大きく貢献。今後の活動について協議が続いていたものの、新シーズンの開幕を間近に控えたこのタイミングで契約を継続しないことが決定した。
清水の反町康治GM(ゼネラルマネージャー)はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「エスパルスファミリーの皆様、いつも温かいご声援ありがとうございます。このたび、カルリーニョス選手と長い期間に渡り粘り強く協議を重ねて参りましたが、残念ながら今シーズンの契約を継続しないこととなりました。2020年の加入からこれまで、5シーズンに渡るクラブに対する多大なる貢献に敬意を表すると共に、感謝の気持ちでいっぱいです。特に昨季のJ1昇格時の涙は決して忘れません」
「チーム合流を心待ちにしていただいていたファン・サポーターの皆様には、ご理解賜りますようお願い申し上げます。今後のカルリーニョス選手の活躍とキャリアがより良いものになるよう心から祈念いたします。カルリーニョス選手、本当にありがとうございました」