【クイーンC予想】圧倒的良績を残すノーザンファーム生産馬! 社台ファーム生産馬に求められる好走条件とは

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2025年02月14日 18:40  netkeiba

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クイーンCに出走予定のコートアリシアン(撮影:下野雄規)
 今週の土曜日は、東京競馬場でクイーンカップ(GIII・芝1600m)が行われます。

 過去10年のクイーンCはノーザンファーム生産馬が9勝2着7回3着9回と圧倒しています。複勝率は51%、複勝回収率でも103%と好成績を残しています。今年のクイーンCに出走予定のノーザンファーム生産馬はエンブロイダリー、ショウナンザナドゥ、マディソンガール、ロンドボスの4頭。これらの馬には注目して損はないと言えそうです。

 ここ10年のクイーンCで、ノーザンファーム生産馬に良績が集中しているのは適性面が影響していると考えられます。過去10年のクイーンCは全て東京芝1600mで開催。根幹距離の1600mであることや、直線が長く瞬発力が活きる条件であることがその要因と考えられます。

 今年のクイーンCでも、まずはノーザンファーム生産馬に焦点を当てて予想は組み立てたいところです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
社台ファーム生産馬(ただし、前走1番人気の馬は除く)
[0-0-0-13]複勝率0%
該当馬:コートアリシアン、ティラトーレ、マピュース
(過去の該当馬:18年ツヅミモン2番人気12着、16年サプルマインド2番人気15着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。

 上位人気が予想されるコートアリシアンが該当しました。

 好成績を残すノーザンファーム生産馬とは対照的に、社台ファーム生産馬は苦戦傾向となっています。過去10年のクイーンCで社台ファーム生産馬が馬券に絡んだのは20年マジックキャッスル、22年スターズオンアースの2頭のみとなっています。

 この2頭は前走で1番人気の支持を集めていました。また、その前走は重賞で2頭ともに連対していましたので、能力の高さを十分に示すとともにレベルの高いレースで好走した勢いを活かし結果が出たと言えるかもしれません。社台ファーム生産馬については、前走での人気や実力の高さ、好調度合いなどが好走の鍵と言えるかもしれません。

 該当馬に挙げたコートアリシアンは社台ファーム生産馬で前走は3番人気での出走。その前走は阪神JFで相手が悪かったとは言え、6着と掲示板すら確保していません。過去の傾向からすると、人気でも好走に期待するのは難しいのではないでしょうか。

 重賞では昨夏の新潟2歳Sで2着と実績を残していますが、対戦メンバーのその後を見ると結果を残している馬が少ないですし、相手関係に恵まれた可能性は否定できません。人気で買うほどの魅力は感じられませんし、ここは思い切って本馬の評価を落とすことも一考したいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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