高田潤騎手がJRA障害通算勝利数で単独9位に

　15日、小倉競馬場8Rで行われた第27回小倉ジャンプステークス(4歳上・オープン・障害3390m)で、1番人気スマイルスルー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)が第1着となり、高田潤騎手(栗東・フリー)はJRA障害通算151勝に到達。松田博資元騎手の持つJRA通算150勝の記録を抜き、JRA史上単独第9位の記録となった。

　高田潤騎手は1980年生まれ。2006年の神戸新聞杯を制したドリームパスポートや、08年の中山大障害覇者キングジョイなどとのコンビで重賞24勝(中央24勝)を挙げており、10年には当時史上初となるJRA障害重賞全場制覇を達成している。

【高田潤騎手のコメント】
「数字はもちろん知っていましたし、僕の師匠である松田博資先生の記録に並んでいたのですが、僕は20何年も乗っての記録で、松田先生は確か16年位で達成されているので、全然足元にも及ばないかなという感じです。

　それでもやっぱり偉大な大先輩方の記録にちょっとでも近づいていけているということは、何年かかった記録であっても、本当にたくさんの方々に助けていただいて、一つ一つ積み重ねてきた数字だと思いますので、本当にありがたく思います」

【JRA障害通算勝利数】
257 熊沢重文
254 星野忍
220 嘉堂信雄
207 田中剛
198 西谷誠 ☆
197 林満明
169 五十嵐雄祐 ☆
160 北沢伸也
151 高田潤 ☆
150 松田博資
※2/15障害戦終了時点 ☆は現役

(JRAのホームページより)