
岡山市議会は17日、2月定例会開会に合わせ、開会前に議場で地元の管弦楽団によるコンサートを開いた。抽選で選ばれた傍聴者約70人や、大森雅夫市長をはじめとした市執行部、市議らが演奏に聞き入った。
市民に市議会を身近に感じてもらおうと今回初めて企画された。岡山フィルハーモニック管弦楽団がビバルディ作「四季」の第1番「春」など5曲を披露。演奏後、議場は大きな拍手に包まれた。終了後は引き続いて本会議が始まり、2025年度当初予算案などが提出された。
大森氏は「これを機に劇場、ではなく議場に親しんでもらって、(議会に)来ていただければと思う」とあいさつ、笑いを誘った。