40代がやってはいけない「老け見えベースメイク」のやり方5選。選ばない方がいいアイテムとは?

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2025年02月17日 20:21  All About

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年齢を重ねていくと肌悩みが増え、「今の自分に合うメイクが分からなくなった」という声をよく耳にします。40歳は1つのターニングポイント。ベースメイクを見直して、今の自分に似合う若々しいメイクにアップデートしましょう。
現在48歳の筆者。40歳ごろから「メイクをすると老けて見える」という悩みを抱えながら、数年間試行錯誤を繰り返して、今の自分に似合う若々しいメイクにたどり着くことができました。

今回はそんな筆者の経験を元に、40代がやると老けて見えるベースメイクのやり方と、逆に若々しく見えるベースメイクのやり方について紹介します。

40代がやると老けて見えるベースメイクのやり方

すっぴんの時よりもファンデーションを塗った後の方が老けて見えると感じるなら、ベースメイクのやり方を見直しましょう。

(1)黄みの強いファンデを選んでいる

イエローベースの人や黄ぐすみが気になる人が黄みの強いファンデーションを塗ると、黄みが強まることによってくすんで見え、老けて見えることがあります。

(2)ファンデの量が多い

ベストなファンデーションの使用量は人それぞれ。ファンデーションの外箱などに適切な使用量が明記されていることもありますが、それにとらわれるとむしろ厚塗りになって老けて見えることもあります。

(3)首より顔が白い

顔は明るい仕上がりになった方がポイントメイクが映え、何より「色の白いは七難隠す」とも言います。しかし、首の色よりも顔が白くて浮くほどだと、若作り感が出て顔が膨張して見えるほか、たるみを引き立ててしまい老けて見えることも……。

(4)ツヤや潤いが足りない

その時々でマットな質感のベースメイクがトレンドになることがあります。程よくトレンドを取り入れた方が若々しく今っぽいメイクになりますが、肌のツヤが足りないと肌の潤いやハリが不足しているように見え、老けて見えることもあるのです。

(5)コンシーラーの選び方・使い方がよくない

硬めのクリームタイプなどカバー力があるものを広範囲に使う、使用量が多い、ぼかしていない、よく動かす場所にストレッチ力のないものを選ぶなど、コンシーラーの選び方や使い方がよくないと老けて見えることがあります。

40代が若々しく見えるベースメイクアイテム選びのポイント

(1)化粧下地やファンデはツヤのあるものを、パウダーはツヤを打ち消さないものを選ぶ

40歳からは程よくツヤのある化粧下地やファンデーションを選ぶのがおすすめ。フェイスパウダーは作り上げたツヤを損ねないものを選びましょう。ハイライトでさらにツヤや立体感をプラスするのも◎。

(2)ファンデは顔や首になじむ色を選ぶ

3色のファンデのうち、右端のものが最も肌になじんでいる

ファンデーションは塗った時に、顔や首になじむ色を選びましょう。その上で、肌がくすんで見えないかどうかを確認することも大切です。

(3)コンシーラーはカバー力の高さよりも色補正力や特性で選ぶ

多種多様にあるからこそしっかり検討して選びたいコンシーラー

コンシーラーは肌悩みを完全にカバーできるものを選びがちですが、厚塗り感が出て老けて見えることも。赤みにはグリーン、クマにはオレンジ、シミにはファンデーションより少し暗いベージュといったように、色による補正効果で選びましょう。

このほか、よく動かす目元や口元はストレッチ力のあるものを、逆にピンポイントのシミなどはペンシルや硬めのクリームを選ぶことも大切です。

40代が若々しく見えるベースメイクのやり方

化粧下地もファンデも目の下から徐々に薄くなるように赤矢印方向に塗り、イエローの点線辺りでフェードアウトする


(1)肌悩みは化粧下地やコンシーラーでカバー

気になる肌悩みは化粧下地やコンシーラーでカバーし、ファンデーションは薄塗りを心掛けましょう。肌そのものがきれいな人はファンデーションを薄く塗るか、いっそのこと塗らない方が若々しく美しい肌に仕上げられることもあります。

(2)すべてのアイテムを少量ずつ塗る

すべてのアイテムは少量塗り、気になる部分にも薄く重ね塗りしましょう。厚塗りを防ぐことができます。

(3)ファンデは均一に塗らず、フェイスラインまで塗らない

ファンデーションを顔全体に均一に塗ると、のっぺりしているように見えがち。フェイスラインまでしっかり塗ると、境目が目立つことになります。ファンデーションは目の下辺りに置いてから顔の外側に向かって徐々に薄くなるように塗りましょう。また、フェイスライン部分を少し空けることでシェーディング効果が出て、首から顔が白浮きするのを避けることができます。


ベースメイクはアイテム選びに気を配り、使用量や使い方を見直すことで仕上がりが変わる可能性が高いです。ぜひこの機会に普段のベースメイクを見直し、自分の印象を若々しく美しいものに導くやり方にアップデートしましょう。

遠藤 幸子プロフィール

美容雑誌、Webメディアを中心に活動する美容ライター・研究家。2011年にアットコスメ公認ビューティストに認定されたことを足掛かりに活動を開始し、美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオなどへのメディア出演、コスメブランドの広告制作にも携わる。All About 化粧品・コスメガイド。
(文:遠藤 幸子(化粧品・コスメガイド))

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