元英国版ヴォーグ編集長 エドワード・エニンフルがメディア・エンタメ企業を設立

　英国版「ヴォーグ（VOGUE）」の編集長を務めていたエドワード・エニンフル（Edward Enninful）が、メディア・エンターテインメント企業「EE72」を設立したことを発表した。

　同氏はガーナ出身のイギリス人で、当時最年少となる18歳で「i-D」のファッションディレクターに任命され、20年間在籍。スタイリストとしても活躍する傍ら、「コム デ ギャルソン（Comme des Garçons）」「ディオール（Dior）」「グッチ（Gucci）」などのコンサルティングなども手掛けてきた。その後、2017年に英国版ヴォーグ創刊以来初の男性編集長に就任。2020年からはヨーロッパ地域の編集長を兼任していていたが、2023年に同職を退任した。
　今回設立したEE72では、エドワード・エニンフルが共同創業者兼最高クリエイティブ責任者に、妹であるアクア・エニンフル（Akua Enninful）が共同創業者兼CEOに就任。エドワード・エニンフルは発表に際し、「私たちの使命は、文化やコミュニティを越えて橋を架け、お互いの見方や理解の仕方を再構築することです」コメントしている。事業内容についての詳細は明らかにされていない。