
「仕事から帰って炊飯器開けたらコレで断末魔の叫び声をあげた」
Xでこう投稿した「焼酎(麦)」(@taisyolady925)さんの写真が、12万の「いいね」がつくほど話題です。蓋を開けた炊飯器の内釜には、ほんの一口のごはん…。ご飯粒も散らばっていて、カピカピの部分と水滴の部分がある状態です。
まさに「ここまで食ったんならぁぁぁぁぁぁーーーーーー... 全部食って米炊いとけよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーー‼️💢」ですね。
「同じ、境遇すぎて。」
「絶望の朝(平日)を迎えた我が家のコレも供養させてくだされ…」
「15時間保温されていた我が家の炊飯器も見て下さい」
「デジャヴですかね?」
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こんな状態に見覚えのある人から、同じような内釜画像がずらりと投稿されています。
犯人は、夫だったり妻だったり、子どもだったり、義母だったり、本人だったりといろいろなようです。ついには「この状態でも48時間くらいご飯のクオリティが低下しにくい炊飯器あったら嬉しいなぁ」と、炊飯器側に解決策を求める声までありました。焼酎(麦)さんにお話を聞いてみました。
ごはんをちょっとだけ残したのは誰?
――炊飯器にごはんをちょっとだけ残したのはどなたですか?
こちらの行為はズバリ夫の仕業です。今回の事件(笑)を説明すると、普段、家族の朝食、子どもたちのお弁当、夫が両親の仏壇にお供えするご飯として、4合炊くのですが、普段はピッタリ無くなるのに、この日はお供えのためのごはんが少し多すぎたので残した…という状況だったようなのです。
――そのままにされちゃったのですね。
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この日は私が出勤前に夜のご飯を予約していくのを忘れたために、帰ってきてあの断末魔が響いたというわけです(笑)。夫婦の役割分担的に、ご飯のセットは私なので、普段は気づけば私がやるようにしています。
――旦那さんに、全部使うか容器に入れて、おかまを水につけておいてほしいなどと伝えたりは?
そこまでしょっちゅうあのような状態になるわけではないので、思い出したら言うか…って感じで、そのまま忘れていることが多いですかね。結婚も18年になると、こんな感じになってきました(笑)。
――なるほど、焼酎(麦)さんにとってそんなに大きな問題ではないのですね。
こんなにバズると思っていなかったので、詳しい説明もない状態でポストしてしまったので、夫が「食い尽くし」の容疑をかけられてしまって、ちょっと胸が痛くもあります…。
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ただ私は食いしん坊のゴリラなので、普段ご飯をあれくらいちょっと残す…という行為が理解できないのですが、夫は使わないものは無駄にせず残す、食べられないものは無理して食べない。という文化の人間なので仕方ないとはいえ、あんなちょっとだけ残さないでくれよ〜という気持ちは確かにあります(苦笑)。
共感してくださる方がとても多く驚いています
――私もあのくらいだったら食べる方をとりますね(笑)。同じような炊飯器の写真がたくさんあってちょっと笑ってしまいました。
共感してくださる方がとても多く驚いています。この炊飯器の米ちょい残し問題は日本が抱える社会問題といっても過言ではないなという気持ちです(笑)。
――自分では気付けないという人も多いのかもしれませんね。または、片付けを面倒に思うということでしょうか。
このポストを見て、いろんなの立場からの言い分もあると思うのですが、一緒に暮らしていくうえで、お互いが気持ちよく過ごしていけるように気遣うことが大事だなと改めて自分への戒めにもなりました。
そして、もし、このポストを見てドキッとした方がいたら、今後「食べてしまう」「ラップに包む」「水につけておく」をやってみる機会になればいいなと思います。
――麦茶をちょっとだけ残されるっていう人もすごく多かったです。
うちもあります!! スナック菓子をちょっとだけ残して、一応しまって片付けてはいるのですが、その後続きが食べられることなく放置されていたり、トイレットペーパーの芯が置いたままだったり…
誰かがやるかも!?系の家事は、うちの家人たちは気にせずしばらくそのまま放置していることが多いです。でも、それが時々おもしろいことになっていたりして、お恥ずかしながらそれもXのネタにして楽しむようにしています。
――トイレットペーパーの芯がアートみたいになってますね(笑)。最後に倒した人が片づける感じでしょうか。印象に残ったコメントはありましたか?
個人的には「日立の炊飯器って珍しいな…」という、あの画像の中にヒントが何もない状態で、我が家の炊飯器のメーカーを言い当てられたのが衝撃でした(大正解なんです。日立市のふるさと納税でいただいた炊飯器です)。こういうおもしろさがあるからXは楽しいなと感じます。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)