プロが“ダイソーの100円絵の具”を使って絵を描いてみたら……　“圧巻のクオリティー”に仰天「まさに弘法筆を選ばず」「圧倒的技量」

　ダイソーで買った絵の具を使ってみた検証動画が反響を呼んでいます。画材を使いこなしていてすごい……！

【画像】完成した絵

●検証するのはダイソーの水彩絵の具

　動画を投稿したのは、イラストレーターの「雲丹。」さん。普段は透明水彩やコピックなど、アナログ画材を使用したイラストのメイキング動画を中心に投稿しています。今回はダイソーで販売している水彩絵の具を使用してイラストを塗っていきます。

　絵の具は、大人っぽくておしゃれなくすみカラーの12色セット。まずは色見本を作りながら絵の具の感触を確認しますが、普段使っている絵の具よりももったりとした重たさを感じたといいます。また、滑らかなグラデーションを作るのが難しくて、良くも悪くも発色が控えめと感じたようです。

●多めの水で溶かして塗っていきます

　色見本ができたところで、ブーケを持った女の子のイラストに色を乗せていきます。絵の具が伸びにくいため、いつもより水分量多めにして肌から塗っていくのですが、アナログに慣れていることもあって色の重ね方はお手のものです。髪色にはアッシュローズとミントグリーンを混ぜて、色彩豊かに仕上げていきます。

　全体的に淡い色ということで、シャーペンで線を強めてメリハリをつけたり、塗り重ねで濃淡を強めるといった工夫をしながら仕上げていきます。

　続いてブーケの花を塗ります。水少なめで塗ったところ、発色が良くなったそうです。影や背景を塗って、サインを書いたら完成！ ふんわりとした印象の仕上がりでかわいい……。

●「弘法筆を選ばず」と反響

　ダイソーの絵の具と透明水彩でそれぞれ色を塗った同じイラストを比べると、透明感や発色にわずかな違いはあるものの、どちらも美しい仕上がりです。雲丹さんは、ダイソーの絵の具の使用感について「水彩初心者さんにとっては扱いが難しいと感じることがあるかもしれません」とコメント。「今のダイソーさんの絵の具のクオリティーの高さが知れたし　透明水彩の素晴らしさも改めて感じることができました」としています。

　投稿には「まさに弘法筆を選ばず、ですね……!!」「かわいい。参考になります」「私も同じの買って使ったはずなのに……なぜこんなにも……」など、100円の絵の具を使いこなした動画に絶賛の声が寄せられています。

動画提供：雲丹。さん