無記名「Suica」「PASMO」カード3/1販売再開「安定提供を継続」へ
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2025年02月18日 16:31 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュースJR東日本、PASMO協議会、東京臨海高速鉄道は18日、在庫不足となる可能性があるため販売中止を継続していた無記名の「Suica」「PASMO」カードについて、カード調達の計画が固まり、今後も継続して供給できる見込みが立ったことを受け、2025年3月1日から販売を再開すると発表した。
2023年6月、世界的な半導体不足の影響で「Suica」「PASMO」カードの製造に必要なICチップの入手が困難となったことを理由に、無記名「Suica」「PASMO」カードの販売を一時中止に。同年8月、記名式の「Suica」「PASMO」カードも販売を一時中止したが、後に半導体の供給が回復し、今後も継続して供給できる見込みが立ったとして、2024年9月から販売を再開した。
その際、無記名「Suica」「PASMO」カードについて、「直近で調達可能なカードの供給数量では在庫不足となる可能性が高い」との理由で販売中止を継続したが、カード調達の計画が固まり、今後も継続して供給できる見込みが立ったため、今年3月から販売を再開。無記名「Suica」「PASMO」カードに加え、無記名「りんかいSuica」カードも同じく3月1日から販売を再開することとなった。「今後も安定提供を継続できるよう取り組んでまいります」としている。
なお、3月15日から新たに「Suica」を利用可能となる長野県の篠ノ井線、信越本線、大糸線においても、サービス開始日から無記名「Suica」カードを新規発売するとのこと。現在も販売を中止している東京モノレールの「モノレールMy Suica」(記名式)と「モノレールSuica」カード(無記名式)は今後、「Suica」へ移行するため、販売を再開しないまま姿を消すことになる。(MN 鉄道ニュース編集部)
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