画像提供:マイナビニュース西武鉄道は18日、特急車両「ラビュー」の運行開始5周年を記念した運転シミュレータのお披露目イベントを3月8日に開催すると発表した。国内外の鉄道会社・博物館向けに多数のシミュレータを納入している音楽館と共同で開発した。
運転シミュレータは実際の走行映像や車両の音声をもとに、池袋〜西武秩父間で「ラビュー」を使用する特急列車の運転操作を「限りなく実車両に近づけて再現」したという。お披露目イベントは1年間にわたり展開してきた「特急ラビュー5周年キャンペーン」を締めくくるラストイベントとして、エミテラス所沢内「TOKOROZAWA e-CUBE」を会場に実施される。
イベントでは事前抽選制で行われ、運転シミュレータを1人15分間体験可能。希望すれば制服の貸出も受けられる。こども向けに「西武鉄道キッズクラブ枠」も設けられ、特典としてプロカメラマンによる記念写真のプレゼントや、現役運転士による運転方法の指導が含まれる。
音楽館代表取締役社長の向谷実氏、「ラビュー」の車内アナウンスを担当するアナウンサーの久野知美さんによるトークショーも予定。シミュレータの開発秘話が語られるほか、現役運転士によるデモンストレーションも行われ、「ラビュー」を運転するポイントが解説される。
その他、ミュージシャンでもある向谷実氏がステージ上でオリジナル発車メロディ制作を披露するコーナー、公式キャラクター「らびゅーくん」が登場するフォトスポット、西武鉄道グッズ販売コーナーなども予定している。イベントの開催時間は10時30分から17時まで。入場無料。混雑時には入場制限が行われる場合もあるとのこと。(佐々木康弘)