セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督 [写真]=Getty Images 日本代表FW前田大然と同MF旗手怜央が所属するセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、現地時間18日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグのバイエルン戦に向けた前日会見に出席した。『UEFA.com』が会見の様子を伝えている。
セルティックの本拠地『セルティック・パーク』にて12日に行われたファーストレグは、2点を先行される苦しい展開を強いられるも、79分にはセットプレーの場面で前田がヘディングで1点を返し、1−2でタイムアップ。ホームで敗れた事実は変わらないが、1点差という状況で敵地開催のセカンドレグへ向かうこととなった。
ロジャーズ監督は「ファーストレグでゴールを決めたことにより、見方は大きく変わったと思う。0−2と1−2の差はものすごく大きい」と語り、前田が決めたゴールが持つ価値を説明。「我々にはゴールを決められる選手が揃っているが、それと同時に、我々としてはこのレベルでも守備に手応えを得られたゲームとなった」とファーストレグを振り返り、「よく守り、多くを与えなかっただけに、失点が残念だった。特に2失点目はタイミングが悪かった」としつつも、「自分たちがこのレベルで守れることもわかった」と自信を口にした。
来るセカンドレグもバイエルン優勢との見方が強い。ロジャーズ監督は「本当にいいプレーをしなければ、このセカンドレグを勝ち抜くことはできない」と気を引き締めつつも、「賢く、聡明で、勇敢でなければならない。それらが揃えば、すべて可能だ」と力強く意気込む。「自分たちのプレーをする勇気を持つこと。それが鍵になる」と語った。
バイエルンがホームにセルティックを迎えるセカンドレグは、18日の29時00分(19日の5時00分)にキックオフを迎える。
【ハイライト動画】ファーストレグはバイエルンが先勝