菅野智之 初ブルペンで35球「開幕にいい状態でいる」マー君、ダルと組んだことのある捕手は「完璧だった」と絶賛

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2025年02月19日 14:20  TBS NEWS DIG

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オリオールズの菅野智之(35)が日本時間19日、メジャーキャンプでは初のブルペン入りを果たした。

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時差ぼけの影響で体調がなかなか戻らなかった菅野、グラウンドに姿を見せると「ミーティングが全然わからない」と報道陣の笑いを誘った。体調も戻り、ウォーミングアップでは2019年から2021年の3年間、ヤクルトでプレー、韓国球界を経て、メジャーに復帰し、昨季9勝のA.スアレス(35)と笑顔で会話する姿も見られた。

その後にはキャンプ初のブルペン入り、2021年にブレーブスを世界一に導いたD.フレンチ投手コーチ(40)が見守る中、ピッチングを開始。菅野の投球を見て「イイネ」という場面もあり、菅野も笑顔を見せた。投球を見たフレンチコーチは「今日投げた全球種の制球がよかった。彼本人が新境地で投球するということを認識しているし、こちらが与えた情報や会話に積極的に聞いてくれている」と菅野の姿勢を褒めて「彼の好みを理解しつつ新しいアイディアを注入し作り上げたい」と新たな投球スタイルを作り上げていくことを口にした。

菅野の初ブルペンの相手はG.サンチェス捕手(32)、ヤンキース、パドレスなどメジャー16年目で6球団目となるベテラン、ヤンキース時代には田中将大とパドレス時代はダルビッシュ有とバッテリーを組んだこともある。菅野が1球1球コースを指定してピッチング。ストレート、カーブ、カットボール、スプリットと35球を投げ込んだ。

ブルペン終了後はフレンチコーチ、サンチェスと真剣に確認作業を行った。そこで、サンチェスはブルペンで使用したボールを出して、「ここにサインして」と頼み、菅野も思わず笑ってしまった。

菅野は初ブルペンに「ある程度はコントロールして投げられたので、一定の手応えは感じています」と話し、「(首脳陣に)見てもらうという気持ちは1ミリもなかったです。自分の中で、とにかくしっかり開幕にいい状態でいるというのが一つ大きな目標なので」とコメントした。

受けたサンチェスは「完璧だった。特にストレートの低めのコントールが良く、目を閉じたままでもキャッチ出来るぐらい素晴らしいコントロールだった」と大絶賛。「他の日本人選手とプレーしてきて少し日本語を知っているので使いましたが、ここでは言えません(笑) 」と報道陣の笑いを誘っていた。
 

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