【ソウル=藤塚大輔】フィギュアスケート4大陸選手権(韓国)の開幕を翌日に控えた19日、会場となる木洞アイスリンクで前日練習が行われた。アイスダンスは、今月14日まで行われた冬季アジア大会(中国・ハルビン)で金メダルに輝いた「うたまさ」こと吉田唄菜、森田真沙也組(ともに21=木下アカデミー)と、同3位の「あずしん」こと田中梓沙(あずさ、19)西山真瑚(しんご、23)組(オリエンタルバイオ)の二組が順調な仕上がりを披露。連戦の疲れを感じさせない表情で、氷の感触を確かめた。
冬季アジア大会で07年渡辺心、木戸章之組以来、日本勢2組目となる頂点に立った「うたまさ」は、吉田、森田ともに「体がよく動いた」と納得の表情を浮かべた。2年連続となる四大陸選手権で、昨季は初出場10位。吉田は「世界選手権でオリンピックの枠取りをするには、今回の大会で6位、7位に入っていないといけない」と飛躍を誓った。「あずしん」の西山は「うたまさ」との出場について「今回の四大陸で彼らに少しでも近づけるように一生懸命パフォーマンスしたい」と意気込んだ。
アイスダンス・リズムダンス(RD)は20日の午後2時45分開始。19日に抽選会が行われ「あずしん」は4番滑走、「うたまさ」は6番滑走となった。
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