画像提供:マイナビニュースJR西日本は19日、加古川線の西脇市〜谷川間で列車を1日2往復(上下各2本)増発するとともに、特急「こうのとり」の一部列車が谷川駅(福知山線)に臨時停車する実証実験を2025年4月13日から実施すると発表した。大阪・関西万博の期間中、西脇市〜谷川間の利用増加について検証する。
特急「こうのとり」の一部列車が谷川駅に臨時停車する実証実験は2024年7月から実施しており、現在は大阪方面の上り「こうのとり10・12・14・16号」(谷川駅10時17分発・11時17分発・13時16分発・14時16分発)、福知山方面の下り「こうのとり3・17号」(谷川駅10時17分発・18時27分発)が臨時停車。谷川駅で接続する加古川線(西脇市〜谷川間)の利用増加について検証している。
現在の実証実験は2月28日まで実施予定だが、大阪・関西万博の開催に合わせ、4月13日から10月13日までの期間も実証実験を行うこととなった。ただし、谷川駅に臨時停車する「こうのとり」は現行の計6本から計4本に。大阪方面の上り「こうのとり12・14・16号」(谷川駅11時17分発・13時16分発・14時16分発)、福知山方面の下り「こうのとり17号」(谷川駅18時27分発)が谷川駅に臨時停車する。なお、上り「こうのとり16号」は現行通り金曜日および土休日のみの運転となる。
4月13日から10月13日までの実証実験に関して、「こうのとり」の谷川駅臨時停車に加え、西脇市〜谷川間で列車の増発も実施する。平日・土休日ともに上りは谷川駅10時53分発・西脇市駅11時21分着と谷川駅13時15分発・西脇市駅13時43分着の2本、下りは西脇市駅11時32分発・谷川駅12時2分着と西脇市駅12時38分発・谷川駅13時8分着の2本を設定し、平日に上下各11本、休日に上下各10本として乗車機会を増やすことで、万博期間中における西脇市〜谷川間の利用増加を検証する。
加古川線で増発する列車のうち、西脇市駅12時38分発・谷川駅13時8分着の下り列車は谷川駅に臨時停車する「こうのとり14号」(谷川駅13時16分発)へ8分で乗換え可能となっている。(MN 鉄道ニュース編集部)