「第3回新潟国際アニメーション映画祭」で「FINAL FANTASY」「老人Z」上映

「第3回新潟国際アニメーション映画祭」の追加上映ラインナップが発表された。

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3月15日から20日まで開催される「第3回新潟国際アニメーション映画祭」。オールナイト企画「日本のアニメCGの転換期」では、2001年公開の「FINAL FANTASY」と、2015年公開の「劇場版 シドニアの騎士」を追加で上映する。イベント上映では、フランスで制作されたアニメスタジオ・ボンズのドキュメンタリー「Bones 25_Dreaming Forwards」を日本初公開。ボンズが手がけた「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」も、村田和也監督らのトークイベントとともに上映される。レトロスペクティブ企画「今敏」特集では、今敏が美術設定を担当した「老人Z」の上映も決定した。

またゲスト登壇によるトークイベントも追加で開催。「今敏」特集では安藤雅司、小西賢一、本田雄をはじめ、今監督の作品に関わってきたクリエイターたちが登壇する。「日本のアニメCGの転換期」では「アップルシード」の監督・荒牧伸志、「青の6号」の監督・前田真宏が登場。そのほか、プロダクション I.G代表取締役会長の石川光久氏、「つるばみ色のなぎ子たち」の監督・片渕須直、アニメーター・川元利浩らなどがそれぞれのテーマに沿ってトークを繰り広げる。詳細は下に記載した。

■ 「第3回新潟国際アニメーション映画祭」（Niigata International Animation Film Festival 2025）
会期：2025年3月15日（土）〜 20日（木）

□ 「第3回新潟国際アニメーション映画祭」追加トークイベント
レトロスペクティブ：今敏
日程：2025年3月16日（日）10:00〜（「千年女優」上映後）
アニメータートーク登壇者：安藤雅司、小西賢一、本田雄

日程：2025年3月16日（日）14:00〜（「パプリカ」上映後）
美術トーク登壇者：池信孝（多くの今敏作品の美術を担当）

日程：2025年3月18日（火）14:30〜（「千年女優」上映後）
脚本トーク登壇者：村井さだゆき

日程：2025年3月19日（水）17:15〜（「PERFECT BLUE」上映後）
プロデューサートーク登壇者：丸山正雄、真木太郎

オールナイト：日本のアニメCGの転換期
日程：2025年3月15日（土）21:15〜
ゲスト：荒牧伸志（「アップルシード」監督）、前田真宏（「青の6号」監督）

トークイベント
日程：2025年3月16日（日）
12:30〜「アニメスタジオと映画の半世紀」
ゲスト：石川光久（プロダクションI.G代表取締役会長）、松倉友二（ジェー・シー・スタッフ執行役員制作本部長）、南雅彦（ボンズ代表取締役）
16:30〜アニメーター・川元利浩のトーク
18:00〜「【世界の潮流：アジアの風】幻の日印合作映画はいかに制作されたのか」
ゲスト：佐々木晧一（「ラーマーヤナ ラーマ王子伝説」監督、 三原龍太郎（慶應義塾大学経済学部准教授）

日程：2025年3月17日（月）
10:00〜「【世界の潮流：新潟とアニメーション】」
ゲスト：長井龍雪（「空の青さを知る人よ」監督）

日程：2025年3月19日（水）
16:30〜「【世界の潮流：ロトスコープの現在】」
ゲスト：宮本裕子（立教大学現代心理学部映像身体学科准教授）、岩井澤健治（「音楽」監督）

日程：2025年3月20日（木）
10:00〜「『つるばみ色のなぎ子たち』の人物を垣間見る―平安時代の働く女性たち―」
ゲスト：片渕須直監督