漫画「江戸前の旬」シリーズの原作者として知られる九十九森(つくもしん)さんが17日に亡くなったことが19日、明らかになった。
同作品を連載する「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)編集部がこの日、公式X(旧ツイッター)で伝えた。
同編集部は「『江戸前の旬』の原作者である九十九森先生が、2025年2月17日に逝去されました」と報告。「体調がすぐれないという報告はいただいておりましたが、突然の訃報に編集部一同、悲しみに暮れております」とした。
今後の作品連載などについては「生前いただいた原作は、3月14日(金)発売号の第122話までとなります。その後の『江戸前の旬』ですが生前、九十九森先生から、連載継続の許可をいただいており、九十九森先生が過去に残した1200話以上の『江戸前の旬』、そして多くの構想等は預かっておりますので、遺族の方からの了承も得まして、第1293話より『原案・九十九森』として連載を継続させていただきます」と説明した。
最後に「ご愛読いただいた皆様に深謝申し上げるとともに、謹んで九十九森先生のご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。
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九十九さんは99年から同誌で「銀座柳寿司三代目 江戸前の旬」(劇画はさとう輝氏)を連載。東京・銀座の老舗「柳寿司」の三男として生まれた柳葉旬が、父の愛ある指導や店の常連たちの応援を受け、すし職人としての才能を花開かせていく成長を描いた作品で、18年には須賀健太主演でテレビドラマ化され、翌19年には「−season2」も放送された。
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