日本最強ダート馬フォーエバーヤング サウジCで待望の海外G1初制覇狙う
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2025年02月19日 19:30 netkeiba
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海外G1初制覇を目指すフォーエバーヤング(24年10月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するフォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、サウジカップ(4歳上・G1・ダ1800m)の海外G1初制覇を狙う。
フォーエバーヤングは父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母の父Congratsの血統。母は米G2サンタイネスSの覇者。半妹のブラウンラチェットは昨年のアルテミスSを制している。22年のセレクトセール1歳では9800万円(税抜)の高値で取引された。
ここまで9戦7勝。デビューから新馬、JBC2歳優駿、全日本2歳優駿と3連勝。3歳を迎えると海外を転戦し、サウジダービー、UAEダービーと中東で連勝した。大目標のケンタッキーダービーは勝ったミスティックダン(Mystik Dan)、2着のシエラレオーネ(Sierra Leone)からハナ+ハナ差の3着。惜しくもデビューからの連勝は5でストップしたが、まさに負けて強しの走りだった。その後はリフレッシュを挟み、秋の始動戦となったジャパンダートクラシックで国内組を圧倒。2回目の米国遠征となったBCクラシックでは3着に敗れたが、帰国初戦の東京大賞典を快勝し、国内には敵なしの様相だ。
今年も海外のビッグレースを転戦予定となっている。その第1弾がサウジC。「日本一」から「世界一」に上り詰めるためにも、今度こそは海外G1初制覇といきたい。
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