画像提供:マイナビニュース南海電気鉄道は19日、連携協定を締結している台湾の桃園メトロと共同の取組みとして、コラボラッピングトレインを運行すると発表した。南海電鉄は2月25日、桃園メトロは3月3日からそれぞれ運行を開始する。
南海電鉄と桃園メトロは2017年4月、関西国際空港・台湾桃園国際空港とともに連携協定を締結した。この協定は両空港および鉄道アクセス沿線の観光地のプロモーションを共同で行い、利用旅客に対するサービスの向上と日台間のさらなる交流人口の拡大を図ることを目的としている。
今回の取組みで、南海電鉄は2月25日以降、8300系4両編成(車両番号「8308」「8608」「8658」「8408」)に桃園メトロの沿線観光スポット等をデザインした「桃園メトロラッピングトレイン」を難波〜和歌山港・関西空港間で当面運行。海側と山側にそれぞれ異なるデザインを施す。
桃園メトロは3月3日以降、南海電鉄の沿線観光スポット(通天閣、世界遺産・高野山)等を1000系1編成(普通車4両編成)にデザインした「南海電鉄ラッピングトレイン」を台北〜老街溪間で当面運行する。ラッピングデザインはそれぞれの鉄道会社が担当。大阪・関西万博を機に、両社はラッピングトレインを運行することで、国際観光地としての発展と地域活性化に貢献するとしている。(木下健児)