虫の知らせという言葉があるが、果たして実際にそんなことあるのだろうか。福島県の40代女性は25年前の不思議な体験について投稿。それまで「幽霊とか霊魂という物は全く信じていませんでした」と明かす。
当時、結婚前の夫と同棲中だった。時間は夜11時で、夫はテレビゲーム、女性はその隣で布団に入っていたそう。部屋はアパートの一階にあり、寝室には大きな窓があった。すると……（文：長田コウ）
「亡くなったとされる時間とカラスが来た時間が同じだったのです」
寝室の窓の向こう側には小さな庭があった。
「誰か歩いているような足音がしたあとに急にカラスが大きな声で鳴きながら窓のすぐ横におりてきて……」
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深夜にカラスとは確かに不気味だ。女性たちは驚いて、「誰か近くで亡くなったりしてね」と話しながら恐怖を感じていた。すると、夫の携帯電話が鳴ったのだ。
「電話に出ると相手は主人のお母さんで『早く実家に来て〜お父さんが死んでる』って言うのです」
夫は急いで実家に向かい、女性はとりあえずアパートに残ることになった。当然、気が動転して一睡もできなかったという。そして翌朝、驚きの事実が発覚したのだ。
「主人のお父さんは心筋梗塞で亡くなったと知りましたが、亡くなったとされる時間とカラスが来た時間が同じだったのです」
というのも、カラスが鳴いたときに不自然だと思った女性は時計を確認していたそうだ。不思議な出来事をこう振り返っている。
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「昨晩のカラスはお父さんが亡くなる時にきっと息子に会いに来たんだと思います。それまでもそれ以降も夜にカラスが窓辺にやって来てまるで私たちに何かを訴えるように鳴くような経験はありません」
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