
オッドアイが美しい長毛の白猫の女の子、くうちゃんと、薄緑色の瞳が印象的な短毛の白猫、ねるくん。
元保護猫の2匹迎えて4周年の記念日に撮った素敵なアニバーサリー写真をX(旧Twitter)に投稿した飼い主、くうねる(@_ku_nel_)さん。
さらに続けて、「4周年別ショット 不採用理由:目つきがあまりにも殺し屋すぎる」とつぶやき、没バージョン写真も投稿。
296万以上表示され、9万8千以上のいいねがついたその写真に写っていたのは、まさしく「殺し屋すぎる」目つきでカメラを見据える、くうちゃんとねるくんの迫力満点の姿!
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「ホワイトな殺し屋」
「超ホワイトな殺し屋」
「同時多発ペロッ」
「多分右のマフィアが偉くて、左のマフィアが威嚇してる」
こんな愉快なコメントが寄せられた4年後の保護猫たちの意外な姿について、飼い主のくうねるさんにお話を聞いた。
あまりにも怖すぎる!
ーー「2猫とも同時ペロりの同じ目つき!」というコメントもありましたが、没バージョンの2匹、息の合ったペロリと殺し屋の目つきでしたね(笑)。
「これはあまりにも怖すぎる!と思いましたが、2匹とも同じ表情でシンクロしている奇跡の1枚なので、不採用にするのはもったいないなぁと思い、投稿しました(笑)」
ーー元保護猫、くうちゃんとねるちゃんをお迎えされたきっかけを教えてください。
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「実家で暮らしていた頃に猫と暮らしていたこともあり、何年も前から、『いつか猫と暮らしたいなあ』と考えていました。具体的な決め手となったのは、『猫ちゃんと暮らしてみたい!』という長男の言葉でした。保護猫なので正確な月齢はわかりませんが、4年前の2021年1月30日、生後4〜5ヶ月の頃に我が家に来てくれました」
「保護猫を迎える」という選択肢を
ーー長毛のくうちゃんと、短毛のねるくんはどんな猫ちゃんたちですか?
「くうはクールな性格ですが、たまにものすごく甘えん坊さんになります。ツンデレ女子です。ねるはとにかく穏やかで、怒ることは滅多にありません。よく家族に話しかけたり、顔を舐めてくれます。ただ猫の舌はザラザラして痛いので、息子たちにはいつも嫌がられています(笑)」
ーー保護猫について、みなさんに知ってほしいことはありますか?
「くうねるの保護をされた方とのつながりで、預かりボランティアをさせていただいたことがあります。預かりボランティアを通して、信頼できる里親さんに出会えた時、命のバトンをつなぐお手伝いができた、と実感しました。
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毎年、行政によって多くの猫が殺処分されているのが現実です。これから猫ちゃんを迎えたいなと考えている方はぜひ、『保護猫を迎える』という選択肢も入れてほしいなと思います」
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お迎えから4年目の記念日、殺し屋みたいな目つきでたくさんの方を笑顔にしてくれた元保護猫、くうちゃんとねるくん。こんな楽しい驚きもまた、「保護猫」の魅力かもしれない。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)