スズカコーズウェイ産駒初のGI制覇なるか プロキオンS覇者がフェブラリーSに参戦

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2025年02月20日 08:00  netkeiba

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プロキオンSを制したサンデーファンデー(今年1月撮影、ユーザー提供:Chirimoさん)
 プロキオンSを制したサンデーファンデー(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)でGI初制覇を狙う。

 サンデーファンデーは父スズカコーズウェイ、母ファーストレディ、母の父スマートボーイの血統。両親や母の父と同じく、グランド牧場の生産馬となる。父は09年の京王杯スプリングCの覇者。父としてはわずか7頭の初年度産駒からJRAでオープン2勝のスズカコーズライン、道営と南関東で重賞を3勝したバンドオンザランなどを輩出。これで人気に火が付き、16年には61頭の繁殖牝馬を集めるなど、日高の人気種牡馬となった。一方の母系も優秀で、近親にはラブミーチャンやイッシンドウタイ、ダブルスターなどの活躍馬がいる。

 ここまで19戦6勝。昨春にオープン昇級後は苦戦が目立ったが、昨年末に突如として覚醒した。3走前の師走Sで2着に踏ん張ると、前々走のベテルギウスSでオープン初勝利。さらに2回目の重賞挑戦となった前走のプロキオンSでは、初騎乗の鮫島克駿騎手に導かれて果敢にハナへ。ゴール前で脚が鈍ったものの、同厩舎のサンライズジパングの追い上げをアタマ差抑え、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。今回は1600mへの距離短縮がカギとなるが、目下の充実ぶりなら好勝負になっていい。

 ここを勝てば、いずれはスタッドインの話が出てくるだろう。父の血をつなぐことが期待される孝行息子。昨年限りで種牡馬を引退し、北海道で余生を送るスズカコーズウェイに、ぜひとも産駒初となるGI制覇の吉報を届けてほしい。

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