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2月20日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフのセカンドレグ 、レアル・ソシエダ対ミッティラン戦の撮影取材のため、スペイン北部バスク州サン・セバスティアンを訪れた。
ELベスト16進出に向けて、残る8枠をかけて戦われるプレーオフ。ソシエダは久保建英の鮮烈なゴールもあり、敵地でのファーストレグを1−2で先勝している。
迎えたセカンドレグでは、ホームの後押しを受けて5−2と大勝。トータルスコア7−3と、相手を圧倒してベスト16進出を決めた。
久保はキックオフ早々、自陣からのロングフィードでアンデル・バレネチェアの決定機を演出。また、CKのキッカーを務めると、ピンポイントのクロスで好機を生んだが、ゴールにはつながらなかった。
だが前半5分には、相手のミスをついたブライス・メンデスが先制点を決め、18分にはルカ・スチッチが追加点を奪うことに成功した。これで試合を決定づけたかに思われたが、24分、38分とたて続けに失点し、一時は同点に追いつかれてしまう。
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それでも前半アディショナルタイム、久保のCKからのこぼれ球をスチッチが蹴り込み相手の勢いをなんとか断ち切って前半を終わらせた。
再三の好機に、久保がコーナー付近へ近づいた際には、「Take!」や「Kubo!」という歓声が送られた。
一進一退の展開が続いた後半、久保は自身への厳しいマークもあり、敵陣深くで得意のドリブル突破を見せる機会は多くはなかったが、豊富な運動量で攻守に貢献。後半23分に交代する際には、大きな拍手が送られた。
その後は相手に退場者が出たこともあり、ミケル・オヤルサバルがPKから4点目、途中出場のオーリ・オスカールソンも5点目のゴールを奪い、大差での勝利となった。
試合後、メディア対応にあたった先制点のブライス・メンデスは、「難しい試合になることはわかっていた、前半終わりの20分間はリラックスしてしまった。同点に追いつかれ、もう一度対応することができ、目標を達成することができた」と語った。
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ELの次戦は、抽選によりマンチェスター・ユナイテッドかトッテナムのどちらかと対戦することになる。